カンボジアの糖尿病患者さん
■ 2009年7月
カンボジアを訪ねたときに、2人の若い患者さんにお会いし、カンボジアの1型糖尿病患者さんがおかれている状況や環境について知ることができました。このときの経験が今回の支援プロジェクトに影響しています。
患者さんの1人は、出産してすぐに1型糖尿病を発病しました。インスリンが手に入らないと生き続けることができません。1人は進行性の変形症がみられ、1人はおそらく高血糖による腫脹がみられます。
IFLは3つの医療センターにインスリンを送りました。
写真はプレコサマック病院(Preah Kossamak Hospital)の糖尿病ユニットの主任医師であるタッチ クン(Touch Khun)先生より送られてきたものです。写真には次のようなメッセージが添えられていました。
IFLは3つの医療センターにインスリンを送りました。
コサマック病院での若い1型糖尿病患者を代表して、IFLにお礼を申し上げます・・・命を助けてくれました。患者らは、IFLの支援がなければ死んでいただろうと話しています。
IFLからインスリンや血糖測定器、測定チップなどを受け取り、血液検査を受けているコサマック病院の若い1型糖尿病患者たちの写真を添付いたします。それぞれの患者については後日、詳しくご連絡します・・・。
IFLからインスリンや血糖測定器、測定チップなどを受け取り、血液検査を受けているコサマック病院の若い1型糖尿病患者たちの写真を添付いたします。それぞれの患者については後日、詳しくご連絡します・・・。
カンボジアの糖尿病患者さん
カンボジアで初めて実施された糖尿病の全国調査の結果が2005年に発表されました。糖尿病有病数は糖尿病は、薬物療法を含むさまざまな治療を行えば、健康の人と同じように生きられる病気ですが、そのためには医療費が必要となります。カンボジアの貧しい人々は糖尿病についての適切な知識ももっておらず、効果のない民間療法を頼り、わずかな資産を費やしてしまう例も多いのです。 カンボジア人の食事の8割を占めるのは白米です。これに野菜や魚、フルーツなどを加えますが、食事は高炭水化物で、塩分の摂取量も多い傾向があります。伝統的な食事の健康的な部分をいかしながら、糖尿病の予防や進展抑制のために、食事について適正な知識をもつ必要がありま
2009年07月