1型糖尿病患者の療養指導に必要なカーボカウント、インスリンポンプ(CSII)、CGM(持続血糖測定)の「3C」について、70題の演習問題を解きながら知識を身につけていくことができる「糖尿病3C ワークブック」(中山書店刊)が発行されました。今回、発行を記念して10名様にプレゼントいたします。締め切りは4月28日。
本書は、著者が開講する「京都医療センター1型糖尿病セミナー」での講習内容を土台として、「3C」のノウハウを独学でも習得できるようまとめられたワークブック。基礎的な知識を問う初級クラスから中級、上級、マニアック級まで多彩な構成で、患者さんご自身をはじめ、医療スタッフの知識アップとしてもお勧めしたい1冊です。
例えばCSIIでは、基本操作、飲酒時や水泳など状況に応じた調節のしかた、説明のつかない高血糖が発生したときの対応など、問題を記述式で回答したり、実際に操作をしてみる課題形式で出題。上手に答えられなくても、回答例、解説を読むことで勉強することが可能になっています。
なぜ牛乳はカーボカウントするのに、チーズはしないのか?
牛乳には、たんぱく質、脂質の他に、乳糖を中心とした炭水化物が含まれています。コップ1杯の牛乳には約10gの炭水化物が含まれており、カーボカウントする必要があります。しかし、チーズは製造過程で炭水化物が除去されるため、炭水化物をほとんど含まないのでカーボカウントする必要がありません。
このように、知っているようで意外に考えてしまうような問題がたくさん。例えば、こんな問いに、あなたはどう答えますか?(答えは、本書をご参照ください)
- Q.乾麺とゆで麺の炭水化物量の違いはどう違う?
- Q.餃子定食のカーボカウントはどう計算しますか?
- Q.はるさめと糸こんにゃく、食後に血糖値が上がらないのはどっち?
- Q.たいやきとチーズケーキ、炭水化物量はどちらが多い?
- Q.ミートソーススパゲッティとペペロンチーノ、炭水化物量はどちらが多い?
- Q.ご飯とお粥のカーボカウントはどう違う?
また、日頃役立つ知識を満載した43のコラムは、「へぇ〜!」と思わずうなってしまう情報ばかり。 この機会に、「3C」について、本書で楽しく学びながら知識を広げてみてはいかがでしょうか。
『糖尿病3Cワークブック』を10名様にプレゼント!
- 著 者:村田 敬((独)国立病院機構京都医療センター糖尿病センター)
- 発 行:中山書店
- A4判192ページ 、3,570円(税込)
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関連情報
インスリンポンプに関する詳しい情報は下記サイトをご覧ください。
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