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2016年エクアドルで発生した地震について

 2016年4月14日以降、熊本地方で発生した地震により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。いまだ余震が続いておりますが、皆様の安全をお祈り 申し上げますとともに、一日も早い被災地の復興・復旧を心よりお祈り申し上げます。

 同じく4月16日(現地時間)に南米エクアドルでも、マグニチュード7.8の地震が発生しました。
エクアドルで糖尿病患者さんを支援している FUVIDA(Fundacion Aprendido vivir con Diabetes)のアラセリー代表からは、FUVIDAが支援している糖尿病患者さんは全員無事であることの報告がありました。



 FUVIDAはエクアドル地震の前に インスリン・フォー・ライフ・(IFL)グローバル(オーストラリア本部)へ支援を要請していたため、震災前に糖尿病療養に必要な物資が届けられたようです。

インスリン・フォー・ライフからの支援物資を受け取るFUVIDAマナビ支部のスタッフ



 あわせてIFLより、イスラエルの災害救援グループ「イスラエイド」がエクアドル入りし、被災者への救援活動を行っています。そのレポートが届きましたので、ご紹介します。
震災以降、エクアドルへの輸送は困難な状況であるため、IFLでは「イスラエイド」へ糖尿病療養に必要な物資を託し、FUVIDAへ届ける計画も検討しているようです。



エクアドルでの「イスラエイド」の支援活動について(IFLレポート)

 イスラエルで災害救援を行っている団体「イスラエイド」は、地震により被害を受けたエクアドルのカノア村に災害医療施設を設立し、4月23日の夜より活動を開始したとの発表がありました。
イスラエイドは、この災害医療施設において主に緊急医療、子供向けの避難場所の確保、心理面でのケアに重点を置くとしています。
 被災地のインフラ設備が破壊されてしまったため、イスラエイドのスタッフはプライベート飛行機で現地入りしたようです。

 エクアドル国内での地震による死亡者数は602名(4月22日時点)となり、復興には長期にわたって取り組まなければならず、資金面でも数百億ドルかかる見込みです。

エクアドル・カノア村の子供達とイスラエイドのボランティアスタッフ



 マグニチュード7.8の地震は、既に原油価格が値崩れしているため、厳しい経済状況に置かれていたOPEC加盟国であるエクアドルに更なるダメ―ジを与えています。震災の前でさえ、緊縮財政に備えており、IMFの予想では、今年は4.5%経済が縮小するとされていました。
 エクアドルのラファエル・カレア大統領は、復興資金確保のために売上税を導入し、富裕層に一時課税を導入する声明を出しました。同国が震災後の復興のために長期にわたる経済的負担を覚悟しなければならず、また、海岸沿いの被害の大きな地域にのみ多大な経済的な負担が生じるべきではないと述べました。

災害医療施設を設立する間に医薬品等をトラックから降ろすイスラエイドのスタッフ(エクアドル・カノア村にて)



 海岸沿いの最も被害の大きい地域でレスキュー隊員たちが、瓦礫に埋もれた人々を捜索していますが、生存者が発見される前に死んでしまう状況にあるようです。レスキュー隊員の話では、重傷を負っていなくても、エクアドルの暑い気候では瓦礫の下では1週間しか生きることができないようです。

カノア村に設けられた災害医療施設にて(エクアドル・カノア村にて)



 余震が続く中、エクアドルの人々は野外で睡眠をとり、水と食料を求め、必死な状態です。 簡素な平屋や2階建ての家々が立ち並ぶカノア村は、最初のマグニチュード7.8の揺れで建物の98%が破壊しました。
21日に海岸地域を襲ったマグニチュード6.0の余震のため、建物から非難することを余儀なくされ、地元のテレビでは、恐怖のために泣いている人々を映していました。
避難している住民たちは、雨が降ってさらに被害が大きくならないことを祈っています。

 海外からも、21日の夜にユニセフから86トンの援助物資が首都キトに届き、その中には毛布1万枚、300枚の防水シート、大型テント、防虫加工した蚊帳やその他の物資が含まれています。
しかしながら、水の配給が遅れていることに警戒感を抱いていることと蚊が媒介する病気が避難所に拡がる可能性も懸念しています。

関連リンク
http://www.timesofisrael.com/israeli-group-sets-up-field-hospital-in-quake-hit-ecuador/
http://www.jpost.com/International/Israeli-humanitarian-charity-sets-up-field-hospital-in-quake-torn-Ecuador-452218

2016年04月
国際糖尿病支援基金
  • これまでに寄せられた寄付金
    1,530万6,580円 
  • これまでに実行した支援金
    1,495万2.025円 

(2019年10月現在)

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