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ウガンダ

■ 2008年6月

途上国の糖尿病患者さんを支援しているインスリン・フォー・ライフ(Insulin for Life)(オーストラリア)より、アフリカの東部にある国ウガンダでの支援活動の情報が送られてきました。

インスリン・フォー・ライフはオーストラリアのメルボルンを本拠地として、国際的な慈善活動をしている団体です。途上国や自然災害などで十分な医療サービスを受けられない糖尿病患者さんのために、先進国で使用されなくなったインスリン製剤や医療資材を送付する活動をしています。

IFLは、1999年の設立以来、さまざまな国や地域で糖尿病患者さんのための支援活動を展開してきました。現在では世界中のさまざな団体がその活動に協力しています。医療スタッフと糖尿病患者で構成される「ドイツ糖尿病連合」(Deutsche Diabetes Union)が協力する「インスリン・ツム・レーベン」もそのひとつです。

ウガンダはアフリカの東部にある、内戦が20年以上も続く政情が不安定な国です。ウガンダにもインスリン療法を必要とする1型糖尿病の患者さんがいますが、多くの場合で十分な医療を受けられていません。

右の写真のウガンダの少年は、インスリン・フォー・ライフとインスリン・ツム・レーベンに協力するオーストリアの団体から送付されたインスリンを注射しています。

今回は先進国で使用されなかったインスリン製剤、注入器、血糖測定器、医療資材などが、現地の糖尿病クリニックに送付されました。それらの多くは、先進国を中心に患者さん団体や糖尿病の関連団体で集められたものです。送付の費用なども多くは寄付金で賄われています。製薬会社を含め支援活動の輪は世界中に広がっています。




IFLの理事長のロン・ラーブさんは、「ウガンダの少年が手にしているインスリンは、先進国では無駄に廃棄されるはずのものでした、想像してみてください・・・」と話しています。

Dear friends and colleagues
Images....a boy in Uganda who receives insulin that would otherwise be wasted, from Insulin for Life/ Insulin zum Leben- Austrian affiliate....and other images.
Regards
Ron Raab OAM
President, Insulin for Life Inc www.insulinforlife.org
Past Vice-President (2000-2006), International Diabetes Federation
2008年06月
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  • これまでに寄せられた寄付金
    2,012万9,888円 
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(2024年12月現在)

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