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2004年国際糖尿病支援基金・年次報告書


国際糖尿病支援基金・年次報告書
(2004年1月1日〜2004年12月31日)
◎はじめに

 途上国における糖尿病患者さんの現実を日本の医療スタッフや患者さんに知っていただくとともに、そのような患者さんを支援していくことを目的に、国際糖尿病支援基金が発足してから3年が経ちました。
 期間中、新たに個人・団体から19件の寄付がよせられ、81万4千円と前年比約2倍の基金が集まりました。基金発足以来の寄付金の累計は221万6,000円になります。
 一方、期間中、途上国の支援のため55万498円(送金手数料を含む)を送金し、実際の支援活動に利用させていただきました。基金発足以来の支援金の合計は186万7440円となりました。
 日本ではそれほど大きな金額とはいえないこのような支援でも、現地では大きな助けとなり喜ばれております。
 インドのドリームトラストを通じ、特定の個人を支援するスポンサー制度には現在4人のスポンサーの方に御協力いただいており、4人の1型糖尿病患者さんが継続して支援を受けております。

支援を受けている1型糖尿病の患者さん

 具体的な支援先は引き続き、国際糖尿病連盟(IDF)の副理事長であるロンラーブ氏が主催するIFL(INSULIN FOR LIFE INC)、およびインドで糖尿病の子どもや女性を支援するドリームトラストに対し行ないました。

 4年目になる今年は、昨年末の12月26日にインドネシア スマトラ沖にて起きた大地震と、それによる津波により被災した糖尿病患者さんの支援に力を入れ、支援活動を行っているIFLの活動に協力していきます。また、ひき続き途上国の糖尿病患者さんの実情をご紹介し、困難な状態におかれた仲間を少しでも手助けできればと、着実に活動を続けていきたいと考えております。

 これまでご協力いただきました皆様に心からお礼を申し上げますとともに、今後とも途上国の恵まれない状態に置かれた糖尿病患者さんのために、引き続きご支援いただきますようお願い申し上げます。
 ありがとうございました。

2005年2月2日
国際糖尿病支援基金 事務局

この一年の募金状況
 期間中の寄付件数 19件
 寄付金の合計  81万4,000円

この1年の支援活動
 支援は、以下の2つの団体を通じて行いました。

IFL(INSULIN FOR LIFE INC)  所在地:オーストラリア
    IFLへの支援金は、ボリビア、コンゴ共和国、ルワンダ、ジンバブエ、
    コンゴ民主共和国、エクアドル、ハイチ、ロシア、ウクライナ、
    トリニダード・トバゴ共和国、タンザニア、キューバ、などの国の糖尿病患者
    さんへの支援に活用されました。
       支援金合計:25万7,130円(送金手数料を含む)
    送金回数:2回

ドリームトラスト  所在地:インド
    ドリームトラストへの支援は、国際糖尿病支援基金からトラストの活動に対
    する包括的な支援と、特定の糖尿病の患者さんを継続的に支援するスポ
    ンサー制度の2つの方法で支援を行いました。
    スポンサー制度には現在4名の方がご参加いただいております。
    支援金合計:29万3,368円(送金手数料を含む)
    送金回数:2回

この1年の収支
    収入(寄付金合計):81万4,000円
    支出(支援金+送金手数料):55万498円
    現有基金:34万8,560円(2004年12月31日現在)

 基金の現状、活動状況。IFL、ドリームトラストなどの詳細については、基金のホームページをご参照いただきますようお願い申し上げます。

2005年02月
国際糖尿病支援基金
  • これまでに寄せられた寄付金
    2,003万9,888円 
  • これまでに実行した支援金
    1,951万7,033円 

(2024年11月現在)

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最近の情報

国際糖尿病支援基金が支援する団体
  Insulin for Life
    (IFL:オーストラリア)の活動


  DreamTrust(インド)の活動
  Fundacion Vivir con Diabetes
    (FUVIDA:エクアドル)の活動


  Diabetes Kenya Lifeline
    (JAMBO!:ケニア)の活動

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