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2003年国際糖尿病支援基金・年次報告書


国際糖尿病支援基金・年次報告書
(2003年1月1日〜2003年12月31日)
◎はじめに

途上国における糖尿病患者さんの現実を日本の医療スタッフや患者さんに知っていただくとともに、そのような患者さんを支援していくことを目的に、国際糖尿病支援基金が発足してから2年が経ちました。

 期間中、新たに個人・団体から13件の寄付がよせられ41万4,000円の基金が集まりました。基金発足以来の寄付金の累計は140万2,000円になります。
 一方、期間中、途上国の支援のため45万7,622円(送金手数料を含む)を送金し実際の支援活動に利用させていただきました。

 インドのドリームトラストを通じ、特定の個人を支援するスポンサーに新たに2人がご参加いただき、現在4人のスポンサーにより4人の1型糖尿病患者さんが継続して支援を受けております。

 具体的な支援先は引き続き、国際糖尿病連合(IDF)の副理事長であるロンラーブ氏が主催するIFL(INSULIN FOR LIFE INC)、およびインドで糖尿病の子どもや女性を支援するドリームトラストに対し行ないました。

 8月にフランス・パリで行われた国際糖尿病連合(IDF)総会に、基金の森田会長が参加した際、IFLのロンラーブ氏より国際糖尿病基金に、これまでの協力に対する感謝の楯が贈られました(右写真)。

 3年目になる今年も、引き続き途上国の糖尿病患者さんの実情をご紹介するとともに、そのような困難な状態におかれた仲間を少しでも手助けできればと、着実に活動を続けていきたいと考えております。

 これまでご協力いただきました皆様に心からお礼を申し上げますとともに、今後とも途上国の恵まれない状態に置かれた糖尿病患者さんのために、引き続きご支援いただきますようお願い申し上げます。

 ありがとうございました。

2004年1月20日
国際糖尿病支援基金 事務局

この1年の募金状況
 期間中の寄付件数 13件
 寄付金の合計   41万4,000円

この1年の支援活動
 支援は、以下の2つの団体を通じて行いました。

■ IFL(INSULIN FOR LIFE INC) 所在地:オーストラリア
 IFLへの支援金は、エクアドル、ルワンダ、ボリビアなどの国の糖尿病患者さんへの支援に活用されました。
 支援金合計 15万6,500円(送金手数料を含む)
 送金回数  1回

■ ドリームトラスト 所在地:インド
 ドリームトラストへの支援は、国際糖尿病支援基金からトラストの活動に対する包括的な支援と、特定の糖尿病の患者さんを継続的に支援するスポンサー制度の2つの方法で支援を行いました。
 スポンサー制度には現在4名の方がご参加いただいております。
 支援金合計 30万1,122円(送金手数料を含む)
 送金回数  2回

この1年の収支
 収入(寄付金合計)     41万4,000円
 支出(支援金+送金手数料) 45万7,622円
 現有基金          8万5,058円(2003年12月31日現在)

新しい1年に向けて
 本年も、基金設立の目的である、「途上国における糖尿病患者さんの実情を日本の医療スタッフや患者さんに知っていただく。そのような困難な状況にある糖尿病患者さんを支援していく。」のために、また、この基金の活動に1人でも多くの人が理解を示しご参加いただけることを目指し、着実に活動を続けて行きたいと考えております。
 日本では少額と思える支援でも、途上国では大きな助けになります。
 皆様のご理解とご協力をお願いいたします。


2004年01月
国際糖尿病支援基金
  • これまでに寄せられた寄付金
    2,003万9,888円 
  • これまでに実行した支援金
    1,951万7,033円 

(2024年11月現在)

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最近の情報

国際糖尿病支援基金が支援する団体
  Insulin for Life
    (IFL:オーストラリア)の活動


  DreamTrust(インド)の活動
  Fundacion Vivir con Diabetes
    (FUVIDA:エクアドル)の活動


  Diabetes Kenya Lifeline
    (JAMBO!:ケニア)の活動

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