ネットワークアンケート
経口血糖降下薬で治療中の糖尿病患者における血糖測定器について
SMBG(血糖自己測定)、CGM(持続血糖測定)は、おもにインスリン製剤などの注射薬で治療をしている患者さんが行うものですが、経口血糖降下薬(以下、経口薬)で治療中の患者さんでも保険診療にて実施できる場合がある*ことをご存じでしょうか。今回は、経口薬で治療中の患者さんにおける血糖測定器使用の実態やニーズについて調査しました。
*診療報酬の算定可否については、地域や保険者によって判断が異なる場合があります
患者さん・ご家族に聞きました
医療機関での検査時以外でも血糖値を知りたい人は多い
はじめに、「医療機関での検査時以外にご自身の血糖値を知りたいと思うか」とお聞きしたところ、「とても思う」「思う」が8割以上という結果でした。また、知りたい理由として、7割以上の方が「生活習慣を見直したい」「治療効果を確認したい」と回答しました。
医療機関での検査時以外にご自身の血糖値を知りたいと思いますか? n=126
- とても思う
- 思う
- どちらでもない
- あまり思わない
- まったく思わない
ご自身の血糖値を知りたいと思う理由を教えてください。(複数回答可) n=107
患者さんの半数がSMBGの使用経験あり CGMの使用経験者は1割のみ
次に、血糖測定器の使用経験についてお聞きしました。すると、SMBGについては「使用している」23.8%、「以前使用していた」22.2%と、半数近くの方は使用経験がある結果でした。一方でCGMは「使用している」7.1%、「以前使用していた」8.7%にとどまり、8割以上は使用経験がない結果となりました。
「使用している」「以前使用していた」と回答した方へ、保険診療の範囲内での使用(だった)か聞いたところ、SMBG(使用している/以前使用していた):「保険診療の範囲内」56.7%/35.7%、「全額自費」40.0%/53.6%、CGM(使用している/以前使用していた):「保険診療の範囲内」77.8%/54.5%、「全額自費」22.2%/45.5%という結果でした。
糖尿病の治療において、現在SMBGを使用していますか? n=126
- 使用している
- 以前使用していた
- 使用していない
糖尿病の治療において、現在CGMを使用していますか? n=126
- 使用している
- 以前使用していた
- 使用していない
SMBG・CGMの使用経験がない人 約4割が「保険診療の範囲内であれば使用してみたい」
SMBG・CGMの使用経験がない患者さんに対して、それぞれ使用してみたいかを聞いたところ、SMBG・CGMともに4割程度の方が「保険診療の範囲内であれば使用してみたい」、2割程度の方が「医師からの勧めがあれば使用してみたい」と回答しました。
SMBGを使用してみたいと思いますか? n=68
CGMを使用してみたいと思いますか? n=106
実施時期:2025年 11月13日~20日
調査方法:インターネット調査
対 象:「糖尿病ネットワーク」メールマガジン会員
協 力:株式会社三和化学研究所
<回答者の属性>
患者さんやその家族 126名(2型糖尿病113名、その他の糖尿病12名、わからない1名)
※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。
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