糖尿病ネットワーク「インスリンポンプ情報ファイル」では、リレーインタビュー「インスリンポンプの今とこれから」を公開しました。第1回目は、聖マリアンナ医科大学 代謝内分泌内科教授の田中逸先生にお話を伺いました。
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世界的に技術革新が進み、日本でもその恩恵が受けられるようになってきたインスリンポンプ(CSII)療法。近年ではCGMやSAPなどの新製品も登場し、関心を持つ人が増えています。
アメリカでは1型糖尿病患者の35%がCSIIを利用しており、経験者をあわせると40〜50%にのぼると言われます。日本のポンプ療法患者は約5千名で、1型糖尿病患者数が10万人だとすれば5%です。普及が遅れている原因は、取扱医療機関が限られており、費用面のこともありますが、欧米人と日本人の体質や気質の違いなども考えられます。
本インタビューでは、どんな患者さんに、どのような体制で導入していくかという実用的な話題とともに、治療のあり方、普及のしかたなどの持論など、糖尿病治療の未来を想像しながら先生方に語ってもらいます。
リレーインタビュー「インスリンポンプの今とこれから」
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