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尿糖チェックの基礎
食後高血糖とは?
食後高血糖は糖尿病初期の危険サイン
 血糖値は食後に高くなり、空腹時に低下するのが普通です。しかし、糖尿病患者さんの場合、空腹時、食後とも高い状態が続きます。また、空腹時血糖値が正常、あるいは境界領域内であったとしても、食後の血糖値のみが糖尿病患者さんと同程度(200mg/dL以上)に上昇することがあります(図2)。この状態が「食後高血糖」です。食後高血糖の状態を放置しておくと、やがて空腹時血糖値も高くなり、糖尿病へと進展してしまいます。


図2 食後の血糖値上昇パターン
(出典:テルモ「健康ガイド」より)
尿糖チェックで食後高血糖状態を知ることができる
 尿糖には排尿から排尿までの間の血糖の状態が反映されます。尿糖検査でその時点での血糖値を直接知ることはできませんが、食後に高血糖状態があったかどうかを間接的に知ることができます。
 図3は軽症2型糖尿病患者さんの1日の血糖推移をグラフ化したものです。空腹時血糖値については良好にコントロールされていますが、食後血糖値は200mg/dL程度まで急上昇していることがわかります。
 食後どのくらいの時間に測定したら良いのかは、個人によって異なります。主治医に相談し、自分のベストな測定時間帯を把握しておくことで、尿糖チェックをより有効に活用することができます。


図3 軽症2型糖尿病患者さんにおける1日の血糖推移

2010年05月 


※2012年4月からヘモグロビンA1c(HbA1c)は以前の「JDS値」に0.4を足した「NGSP値」で表わされるようになりました。過去のコンテンツの一部にはこの変更に未対応の部分があります。

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