患者さんのほんね、医療者のホンネ
2016年10月06日
Q. 使用済み針は、どのような処理が望ましいと思いますか?
A. 医師・医療スタッフのホンネ
- POINT性にしてお得な処理に誘導したらどうか
- 早急に医療機関で回収。もし、調剤薬局が回収していただければなおよい。
- 頑丈な容器に入れて破棄し、医療機関で受け取る。
- 蓋付きの厚いボトルに入れ、どこの医療機関や薬局でも廃棄できる
- ペットボトルなどに密封し、不潔にならずかつ安全な方法で医療機関に持参し、医療機関が廃棄することが望ましいと考えます
- 自己測定を受け入れ自発的にされる様、穿刺後のゴミも心配なく処理できるように、はっきりと指示する必要があります。誤って針先事故のない様に、缶やビンに入れて貰うように指導しています。持参された時に間違っておられる時は、その都度、事故の重大さを伝えてお願いしています。
- 行政がまとめて欲しい
- 容器回収が安心だとおもう
- 診察時、病院に持ってきてもらい、当院で医療廃棄物として処理する。
- 配布を行った医療機関で回収し医療廃棄物として処理
- 患者自身で、持参した院内の針捨てボックスに破棄するように指導しております。医療者が受け取りはしません。それによって、針刺し事故もなくなりました。
- 市町村が回収してもらえるなら、その方が望ましいと思います。
- 医療機関が望ましい。
- なし
- 針刺し事故及び感染の危険を避けなければならない。針先を樹脂などで固着させる。何処のゴミ箱でも回収できるようにするのが良い。
- 通院している医療機関で医療廃棄BOXなどを設置し、定期的に交換する。
- 医療機関に持ってきてもらい、院内で廃棄。安全に捨てられるのなら個人でも可。
- 医療機関で廃棄
- 現在、市が指定容器を医療機関へ配布してくれているので、自己測定チップを配布時に同時に廃棄容器も渡している。また受診時に使用済み廃棄容器へ針を入れて持参しているので、特に問題は感じられない。
- 処方した医療機関で回収
- 単回使用の針を使用し、使用後ペットボトルや専用廃棄ボックス等に集めてもらい、受診している医療機関へ持参し回収していただく。単回使用の針でないと、説明しても何度かその針で穿刺していることが多く、好ましくないため。
- メーカー 販売会社が回収
- その都度、患者さんが廃棄できるように整える。受診から受診までの期間の針をためて、持参しないでいいようにしたい。
- 処方した病院での処理
- 貫通しないような容器を針メーカーから受け取り患者さんへ渡し、病院または薬局で処理する
- 厚手の専用容器か、ペットボトルにいれて、しっかり蓋して持ってきてもらう。
- 受診している病院、クリニックに持参すること→医療機関が、廃棄物処理会社に処分を依頼する(患者さんは血糖測定加算料を支払っています)
- 個人の単回使用であっても針刺しには十分気をつけてもらう
- 受診の度にこえがけをする
- 当クリニックでは、病院で破棄がマニュアル化されているので、患者さんには負担と思うが破損しない容器に入れて持参して頂いています。使用済み物品の処理の仕方も含めた、インスリン導入患者教育と指導を行っているので、現在の処理方法で特に問題を感じたことはありません。
- 出来れば家電のように回収
- 医療廃棄物処理を契約している医療機関で回収すべき
- 固めのペットボトルなどに入れる。ですが、患者さんからの意見も問うのもどうでしょうか。
- 患者さんが指定のゴミ箱へ捨てる
- 「使用済み針回収・処分センター」を設置し、そこに使用済み針を患者・薬局・病院等から送ってもらい、センターでまとめて焼却処理するシステムを構築すべきではないか?
- 医療機関が責任を持って廃棄するべきだと考えています。特に血液が付着している事を考慮すると、かなり慎重に取り扱いが必要だと思う。
- 医療廃棄物として扱う
- 危険物として自治体での回収
- 口の広い蓋のしまるプラスチックケースや空き缶等に入れて持参してもらう。ペンは別にまとめて持参してもらう。
- 廃棄方法を説明しても患者さんによって、ビニール袋などに使った針を入れて、病院に持参するので針刺し事故の危険性が高い。インスリンや血糖測定機を販売している企業が、専用の針捨てボックスを患者さんに提供すれば、統一した方法で安全に回収できるのではないか。
- 医療機関から処方されたものであるため、医療機関での廃棄処理も含めての在宅自己注射指導管理料であること。その上で算定出来るものと医事課も解釈しています。
- 病院または調剤薬局へ持参するよう指導しているが、持参することの負担感があるため、市町村が回収できるようになればよいと思う。回収容器などの指定をする必要はあると思う。
- 針自体は使用後に格納できるタイプで針がでないようにすると針刺し事故は減ると思う。
- 針をもらう場所で廃棄容器も一緒に渡し、新しい針をもらうときに必ず持参するように教育する。容器も新しいものと交換という形を定着させると良い。最初から廃棄まで考えた処方をすべき。
- 患者、またはその家族が専用ケースに入れて、医療機関か薬局に持ち込む。ケースは医療機関が渡す。
- 医療機関で廃棄ボックスを渡してもってきてもらうのが望ましいが、コストがかかるので廃棄ボックスは購入が難しい。廃棄ボックスを渡さないので患者さんは自己処理してしまうのでは?
- 350mlくらいのペットボトル(アルミ缶)
- 使用後針部分が収納されるようになると良い。
- 受診時に持ってきてもらい、病院で破棄することが望ましい。持ってくることにより、きちんと自己測定が行えているかも把握できる。
- 処方の際、専用の容器が一緒についており、それに破棄をし、受診の際に簡単に回収することができる。
- 患者自身が廃棄用の容器を準備していては安全性が欠けると感じる。
- 針もたまれば荷物になるため、少しでもそれが解消されればよい。
- 医療ゴミとして医療機関で処理する。収集場所への移動時針刺し事故防止の為、入れ物の選択に注意する。突き抜けない素材、缶や瓶、厚手のタッパー等。
- 使用済み→缶や瓶で密閉できる容器に入れ医療機関に提出する。→感染性廃棄物として業者へ委託する。
- 必ず病院に持参するように指導しているが、あまり関知していなかった。これからは、患者さんに改めて尋ねたい。
- アルコール綿や使い捨てのプラスチック製のデバイスは分類して、針や血液の着いたセンサーのみ専用の容器へ入れて医療機関へ持参すべき。これは処方している病院の自己責任ではないのでしょうか。
- インスリンの針と同等の扱いにする
- ビンなど、針刺しの危険性のない保管容器に保管し、通院先の医療機関でまとめて廃棄するのが良いと考えます。
- 医療機関で廃棄がよい
- 理想的な処理については提示しにくいが、東京都薬剤師会の使用済み注射針回収事業については、現在、問題なく便利と感じている。制度(事業)の財政的な部分や、薬局から薬剤師会経由の回収の仕組みとその後の廃棄についてはよく知らないため、今後、薬剤師として勉強しておきたいと考えている。
- 病院施設で回収が望ましいと思う.
- 穿刺針だけでなく自己注射用針も含め、病院だけでなく、薬局・医院などでも回収すべき。
- 強度の強い容器に廃棄してもらう。
- 燃えるとすぐ処理される針として残らない素材だったら過程で捨てることも可能かもしれない
- まずは、針が露出しないタイプを選択するよう統一する事、そのうえ、病院にて廃棄する。必ずしも専用BOXでなくて良いと思う。コストがかかる為ペットボトルで十分。現在、当院でも穿刺器具を変更するよう準備中。
- ペットボトルなどの蓋つき、ボディ堅めの、廃棄してもよい容器に入れ病院(院内薬局)で容器のまま回収。(ビニール袋、紙袋等は不可)
- 指定の大型ボックスに一杯になったら、医療廃棄物業者に委託して廃棄処分とする。
- 通院している医療機関で回収し、感染性廃棄物として処理するのがもっとも基本と思うが、現実的には病院に持ってこない患者さんもいる。予め感染性廃棄物用の回収ボックスを配布し、最後は蓋が開けられない状態にして密閉して自治体の不燃ごみとして捨てられるようにするとよいと考える。東京ディズニーランドに行った際、トイレのゴミ箱のふたに「注射針はここに捨てず、救護室に持参してください」と書かれていたのを目にした。こうした注意喚起も大切と思う。
- 患者が医療機関へ持ち込み、医療機関で医療廃棄物として処理
- 市町村の公的なところで廃棄できるよう、方法を決める
- 通院先での回収
- 患者さん本人が回収用のボックスに分別していれていただくほうがいいと思います、その際容器などから出して余分なもの(ペットボトルや袋など)は入れないようにしてもらいたい。
- 感染性医療廃棄物として慎重に廃棄されるべき。
- 医療機関、薬局で回収することを周知してもらう。
- どこの医療機関でも薬局等でも、持ち込まれたら回収するのが理想。しかし、廃棄にはお金がかかるので、受診していない病院や診療所、街の薬局での回収は難しいのが現実。
- 調剤した時しか受け取ってくれない薬局や、病院へ持って行くよう断る薬局もある。
- 安全には、お金がかかることを、政治家はもっと認識すべき。
- 患者さんは自分の針には恐怖感も何もないため、簡単で捨てやすいものを好まれ、指導したこともないのに、コンビニの袋やビニール袋に入れてこられる患者さんが増えていた。昨年から持参容器をさらにわかりやすく説明表示し、持参の容器ごと捨てる方法へ変更した。(必ず蓋つきまたはガムテープでしっかり止める)危険であることを、季刊誌やポスターでも案内している。容器を配るにはコストと患者さんの行為をより限定してしまう。簡単で安全で患者さんに負担のない方法を考える必要がある。
- 当然、医療廃棄物として当院または投薬薬局
- 院内に回収ボックスを設置する
- メーカーより針専用ボックスも提供するべき。
- 医療機関が回収するべきである。
- 収納型の針の場合は自宅で廃棄してもよいと思います
- SMBG用(ジェントレット)は、使用後針部分は収納されるため、ほぼ安全であるがインスリン使用後の針と共に持参するため、ときにはキャップが外れたむき出しの針の場合にも遭遇する。持参された、缶等で中身の針を廃棄する際の衝撃でキャップが外れたのかは不明。専用容器のコスト・廃棄のコスト等医療機関or患者?より多くの針を使用せざぜるを得ない?型には、これ以上負担を求めてはいけないと思う。
- 病院または薬局にて回収がベストだとは思う。ただ、決まった専用容器があるといいなと思う。
- 使用済み針を病院まで持ってきてもらうため、電車で通院している方や高齢の方は荷物が多くなり大変そうなので、医療機関以外(薬局やドラッグストア)などでも受け取ってもらえるようになるとよいと思う。
- 病院での回収
- やはり通院している場所に持っていくべきではないかと思います
- 受診の際に病院にて廃棄
- 蓋のついた固い瓶や缶に入れる。専用の針捨て容器を配る。
- 出来れば製造者責任で売ったメーカーが回収するのが理想です。
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