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2005年02月10日

透析導入症例の4割以上が糖尿病性腎症によるもの

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(社)日本透析医学会 統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」より

 「日本透析医学会雑誌 (透析会誌)」によると、2003年末現在透析を受けている患者数は23万7,710人で、前年末に比べて8,172人(3.6%)増加した。

 原疾患別の患者数は、慢性糸球体腎炎が10万6,649人で全体の46.6%、糖尿病性腎症が6万6,827人で29.2%。これを新規透析導入者3万3,561人に限ってみると、糖尿病性腎症が1万3,632人(41.0%)で、調査開始以来初めて4割を超えた。慢性糸球体腎炎は9,668人(29.1%)と3割を切り、減少傾向が定着している。

 同会では「透析人口全体においても数年後には糖尿病性腎症を原疾患とする患者が糸球体腎炎を原疾患とする患者を凌駕するものと推測される」としている。

●詳細は日本透析医学会のホームページへ
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