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2026年08月27日
足のトラブルを改善 ~靴専門外来(国立国際医療センター 藤谷順子診療科長)~
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- 時事通信社
病気に伴う足の変形や歩行障害を専門に扱う靴外来。足の治療にとどまらず、靴を履いたときに生じる痛みや違和感を根本から改善することを目的とする。「靴専門外来」を設けている国立国際医療センター(東京都新宿区)リハビリテーション科の藤谷順子診療科長に話を聞いた。
◇原因追及し個別に対応

微調整を重ねて履きやすく
靴専門外来は、関節リウマチや外反母趾(ぼし)などに伴う足の変形や炎症、交通事故後遺症による歩行のアンバランスなどについて根本原因を突き止め、治療や歩行改善指導、専用靴の製作などを行う。
同センターでは2004年11月に藤谷診療科長が立ち上げた。現在はリハビリテーション専門医、理学療法士、義肢装具士が診療や指導に当たっている。「近年は糖尿病による神経障害が背景にあり、足の指の変形や潰瘍ができてしまった患者さんが増えています」
すべての患者にオーダーメードの靴を作るわけではない。「軽症の場合は、痛みの原因やメカニズムを説明し、現在履いている靴の修正や、歩き方、膝や腰のストレッチ法を指導します。中敷きのみ作ることもあります」。歩行障害の原因が脳卒中後遺症の場合もあり、原因の究明が大前提となる。
◇遠慮せず正直に
同センターでは原則として、かかりつけ医などの紹介状による事前予約制で受診できる。「歩行のトラブルがあれば、まずはかかりつけ医に相談し、靴外来や装具外来を設けている医療機関を紹介してもらいましょう」
受診時の心構えとして、靴の履き心地などは「正直に話すことが大切」。「特にオーダーメードの場合、装具士が作ってくれたからと遠慮する患者さんもいますが、微調整を重ねて本当に履きやすく歩きやすい靴にしなければ、結局履かなくなってしまいます」
軽症の人には、「手持ちの靴をよく観察してほしい」と勧める。「履きやすい靴とそうでない靴の違いを自分なりに分析すると、受診時の理解が深まります。家の中でも足を守るには、生活習慣や身体機能の改善など、靴以外の問題も重要であることを理解しておきましょう」と藤谷診療科長はアドバイスしている。
なお、日本フットケア・足病医学会は、ウェブサイトで全国の専門医療機関リストを公開している。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)
[時事通信社 2026年8月25日]
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