とくに注意を要するのが、「Bの“低血糖”になっていた」です。高血糖であった場合は、インスリン量を指示範囲内で増やすことを考えると思いますが、実は無自覚に低血糖を起こしていたときの反動で高血糖になることもあるのです(低血糖に陥った反動で血糖を上昇させるホルモンの分泌が増え、高血糖になる:ソモジー効果)。高血糖と低血糖では、対処方法はまったく異なります。ですから、この場合、昼食後3〜4時間の血糖値を測定するなど、適切なタイミングで血糖値を確認することが重要です。
とくに注意を要するのが、「Bの“低血糖”になっていた」です。高血糖であった場合は、インスリン量を指示範囲内で増やすことを考えると思いますが、実は無自覚に低血糖を起こしていたときの反動で高血糖になることもあるのです(低血糖に陥った反動で血糖を上昇させるホルモンの分泌が増え、高血糖になる:ソモジー効果)。高血糖と低血糖では、対処方法はまったく異なります。ですから、この場合、昼食後3〜4時間の血糖値を測定するなど、適切なタイミングで血糖値を確認することが重要です。