東京女子医科大学糖尿病センター「Diabetes News No.143」
東京女子医科大学糖尿病センターは「
Diabetes News No.143」を10月15日に発行しました。同センターは1985年より四半期毎にDiabetes Newsを発行しています。小児・ヤング糖尿病、腎症、神経障害、妊娠、高脂血症・肥満、フットケアなど多岐に及ぶテーマを取り上げています。
Diabetes News No.143 2014年10月15日発行
糖尿病における医療連携と世界糖尿病デー
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東京女子医科大学糖尿病センター センター長 内潟 安子
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地域における糖尿病の医療連携事業の一環として、誰もが身近な医療機関で最適な糖尿病治療が受けられるように、そして合併症を予防できる医療体制を整備するために、東京都でも糖尿病連携のネットワークづくりが加速してきました。それと連携して、各地域での医療連携をさらに強化していこうという動きが出てきています。・・・
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果糖と痛風と2型糖尿病
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東京女子医科大学附属 膠原病リウマチ痛風センター 教授 谷口敦夫
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「痛風」「高尿酸血症」と2型糖尿病は関連の深い病気です。甘い清涼飲料に含まれる果糖をとりすぎると尿酸値は上昇します。男性約4万6,000例を12年間追跡した調査では、果糖が含まれる清涼飲料を毎日2本以上飲むと、痛風発症リスクが1.9倍高まることが示されました。・・・
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β細胞に対するGlucagon like peptide(GLP)‒1作動薬の作用
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東京女子医科大学糖尿病センター 内科 尾形真規子
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GLP-1受容体作動薬は優れたHbA1cの低下効果をもち、単剤では低血糖のリスクは少なく、さらに体重にも影響を与えず、むしろ体重を減少させる薬剤とされています。従来の糖尿病治療薬の弱点を克服した薬剤といえます。さらに膵β細胞の機能を保護する可能性も示唆されており、研究が進められています。・・・
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東京女子医科大学糖尿病センター
Diabetes News No.143
[ Terahata ]