デンマークのノボ ノルディスク社は、インスリンアナログ製剤のノボラピッド®30ミックスが、ヒトインスリン混合製剤と比べて、夜間低血糖および重症低血糖の発現リスクを有意に減らすことを示す新しい研究結果を発表した。
今回の発表は、9つの臨床試験の結果による、2型糖尿病患者1,674症例、1型糖尿病患者151症例を対象に、ノボラピッド®30ミックスとヒトインスリン混合製剤を比べるメタ解析を行ったもの。オランダで開催された第43回欧州糖尿病学会(EASD)で発表された
解析の結果、ノボラピッド®30ミックスの相対リスクは、夜間低血糖については35%減少し、重症低血糖では59%減少することがわかった。
ノボラピッド®30ミックスは、超速効型インスリンアナログと中間型インスリンアナログを3:7の割合で含有する混合製剤。成人では、初期は1日2回、朝食直前と夕食直前に皮下注射する例が多い。
超速効型の成分により、投与後10〜20分で血糖降下作用が現れるので、食事をとる直前に注射することができる。また、中間型の成分により、約24時間作用が持続する。
この記事は、ノボ ノルディスク ファーマが10月3日付で発表したプレスリリースを元にしています。
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詳しくはノボ ノルディスク ファーマ(株)のサイトへ
[ Terahata ]