フィリピンを訪問して(2)
2025年世界糖尿病デーイベントに参加して

世界糖尿病デー
フィリピンを訪問して(1)については、こちらをご覧ください。

ドゥマゲティ市の「世界糖尿病デー」イベント

 11月14日、ドゥマゲティ市の施設において、市の補助を受けている団体「インスリン・セイビング・ライブズ」よる世界糖尿病デーのイベントが開かれていました。
 カトリックのお国柄のためお祈りから始まり、動画を見ながら胸に手を当てて国歌斉唱の後、ドゥマゲティ市市長のスピーチが行われました。市長さん、ご自身が糖尿病ということもあり、「市をあげて糖尿病対策に取り組むため保健活動に力を入れていく。」とスピーチで述べていました。
 医師、看護師、栄養士、エデュケーター(国によって制度は異なりますが、医療従事者の資格がなくても試験を受けて合格することで糖尿病専門スタッフとして活動できる制度があります。)など、専門家や医療機器メーカーの方々からの講義やスピーチが行われました。併せて血糖と血圧の無料測定も実施されました。また、講義に並行して、注射器や血糖測定器など医療機器にとどまらず、低糖質のジュースなど糖尿病療養に役立つ製品のデモンストレーションが行われました。さらに、主催団体の運営者が参加者からの相談や質問に対応していました。
 質疑応答の後、参加者たちと野外に出て写真を撮りました。ブルーサークルの円形とはならなかったもののブルースクエア(四角形)を作りました。

ドゥマゲティイベント1
イベント前には、キリスト様へのお祈りと国歌斉唱が行われます。
ドゥマゲティイベント2
(上)熱心に講義を聴く参加者たち
(下)血糖、血圧測定が無料で行われました
ドゥマゲティイベントブルーサークル
(左)現地のエデュケーターが図表を用いて分かり易く解説しています
(右)ブルーサークル 〇ではなく□


IFL支援物資

 イベント終了後にインスリン・フォー・ライフからの寄付で、インスリンやテストチップ、穿刺針、注射器、注射針などの血糖測定器類が参加者たちに配られました。 参加者からお礼を言われ、それぞれ帰路につく姿を見送りました。「来年また来てね」と別れを惜しみながらお開きとなりました。

ドゥマゲティイベント3
インスリンなどを受取るためには事前登録、本人確認が必要です。

 その後のニュースとして、2026年5月に「インスリン・セイビング・ライブズ」の関係者がドゥマゲティ市長を訪問し、インスリン支援プログラムについて意見交換を行いました。その結果、同プログラムに対する資金提供を受けられることとなりました。

20260519_sally_001.png 「Insulin Saving Lives Dumaguete」のFacebook掲載内容より抜粋

Action for Diabetes(A4D)での世界糖尿病デーイベント

 ネグロス州立病院にて、マニラを拠点とする1型糖尿病支援団体Action for Diabetes(A4D)による世界糖尿病デーイベントに参加しました。
当日は、1型糖尿病の看護師・エデュケーターであるアニー・ルゲイ氏、ベレ・トゥリオ氏、アレックス医師らとのミーティングに参加し、医療スタッフの自己紹介およびそれぞれの役割について共有が行われました。
また、ドゥマゲティ市における糖尿病医療の現状や、A4Dスタッフよりフィリピン全国の中でのネグロス島・ドゥマゲティ市の位置づけについて説明があり、さらにインスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリアが今後どのような形で協力できるかについて意見交換が行われました。
その後、アレックス医師より、通院している小児糖尿病患者に対し、IFLから支援されたインスリンが無料で配布されました。

ドゥマゲティイベント5
(左)ネグロス州立病院 (右)ネグロス州立病院にてミーティング
ドゥマゲティイベント6
ネグロス州立病院にてIFLから支援された血糖測定器などを無料で患者さんへ配布します。
ドゥマゲティイベント7


フィリピンを訪問して(3)へ続く

これまでに寄せられた寄付金

21,227,364円

これまでに実行した支援金

20,780,289円
2026年06月現在

お知らせ

2026年06月04日
フィリピンを訪問して(2)
2025年世界糖尿病デーイベントに参加して
2026年05月19日
支援がつなぐ命と未来
― ドリームトラスト(インド)の取り組み
2026年05月19日
2026年5月現状・収支報告
2026年05月19日
2026年5月活動報告