支援がつなぐ命と未来
― ドリームトラスト(インド)の取り組み

インドの糖尿病患者さんを支援するドリームトラスト/の活動をご紹介します。
2025年11月に、英国人の動画作家ロイ・デ・ボイス氏がインドを訪問した際に制作された動画がYouTubeに掲載されています。
この動画では、ナグプール郊外に暮らす少女のもとを訪ね、その生活の様子と現状が紹介されています。
少女の生活や住環境、ご家族の様子が映し出されており、限られた医療資源の中で困難に直面しながらも、静かながら力強く成長していく姿が描かれています。
動画に登場する少女は13歳で、2年前に1型糖尿病を発症しました。発症当初は公的病院に入院し、糖尿病性昏睡に陥るなど非常に重篤な状態にありましたが、退院後に当院を紹介され、以来、ドリームトラストの支援のもと、継続して治療を受けています。
家庭環境は厳しく、父親は数年前に病気で亡くなり、母親が農業労働によって家計を支えています。しかし、その収入は1日200〜300ルピー程度(約340円~510円)と限られており、医療を継続することは容易ではありません。
そのような中でも、彼女は将来、農業を学び、自ら農業に携わることを目標にしています。日々の治療と向き合いながら、前向きに生活を続けています。
ドリームトラストは、故シャラッド・ペンデセイ医師により1995年に設立されました。スポンサーシップ制度を設け、経済的に恵まれない現地の小児糖尿病患者に対して、インスリンや血糖測定機器の提供などを行い、限られた医療環境の中でも適切な治療が継続できるよう支援しています。これまでに300以上の家庭が支援を受けており、多くの子どもたちの命と生活を支えてきました。
ドリームトラストの発足の経緯や活動の詳細については、こちらをご覧ください。
なお、本動画で紹介された少女については、すでにスポンサーが決まっている可能性もありますが、ドリームトラストでは現在もなお、多くの子どもたちが支援を必要としており、スポンサーを必要としているケースが数多くあります。
当基金でも、ドリームトラストの子どもたちを支える「スポンサードシップ制度」を設けており、これまで、24名の現地の糖尿病患者さんを支援してきました。うち10名は無事に成人し、就職や結婚をされた方もいます。
■国際糖尿病支援基金が支援するドリームトラストの患者さんの近況について
https://dm-net.co.jp/idafj/sponsoring.php
本制度では、支援者1名、または複数の支援者により、インドの糖尿病の子ども1人の医療費を1年間ご支援いただきます。
スポンサー費用は年間300USドルとなっており、この費用には、支援対象となる子どもの1年分のインスリン、血糖測定器・試験紙、ならびにドリームトラストへ通院するための交通費等が含まれています。
昨今の為替状況の影響により、個人でのご負担が難しい場合も想定されることから、複数の支援者による共同スポンサーシップも募集しております。
ご支援いただいた方には、年1回、現地の患者さんの写真や治療状況のご報告をお届けするとともに、ホームページ上でご紹介させていただきます。
支援内容の詳細につきましては、下記ページをご覧ください。
https://dm-net.co.jp/idafj/notice/
一人でも多くの、インドの糖尿病患者さんたちが安心して治療を続けられるよう、ぜひご支援をご検討いただけますと幸いです。
御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
