2017年FUVIDA糖尿病サマーキャンプの報告
Fundacion Vivir Con Diabetes代表
president.Aracely Basurto Calderon
アラセリー バスルト カルデロン
FUVIDAが主催している糖尿病サマーキャンプ「Dulces Amigos(ドゥルセス アミーゴス)」は、小児1型糖尿病患者とその家族を対象に、糖尿病教育を行うことを目的として毎年行われています。
サマーキャンプ期間中は、糖尿病専門の医療従事者が24時間体制で付き、身体を動かすアクティビティやイベント、糖尿病に適した食物療法などの糖尿病教育が実施されます。参加者の疑問や不安などには医療従事者が直ちに応えてくれます。
サマーキャンプの事前準備
サマーキャンプの準備は数ヶ月かけて行われます。
FUVIDAのチームが、キャンプを開催する場所や活動内容の特定、エクアドル国内外の糖尿病医療従事者の招致、また、ボランティアの参加者などを募集します。このボランティアは、過去にこの糖尿病サマーキャンプに参加した1型糖尿病の青年達が多く、彼らがキャンプに参加する子供達を指導します。
FUVIDAスタッフによる勉強会の様子
次に参加する子供達のカルテの作成、ならびに写真や映像をソーシャルメディアへ使用してよいかなどの確認を行います。
続いて、キャンプの資金調達、関係者へインスリンの使用等の講習会を行います。
このような準備を我々のチームが担当するのです。
続きを読む▶▶
関連記事
2016年南米エクアドルでの支援活動について(IFLレポート)
エクアドルの糖尿病キャンプ「Fundación Aprendiendo a Vivir con Diabetes FUVIDA)」発足と経緯
国際糖尿病支援基金
[ DM-NET ]