■ ハイチ共和国

ハイチはカリブ海に浮かぶ人口860万人の国です。

IFLから支援を受けるハイチの糖尿病患者さんたち。インスリンや血糖測定について説明を受けています。後ろに「ありがとうIFL(Thank you IFL)」と貼られています。

IFLから与えられた血糖測定器で血糖値をはかるハイチの患者さん
国際糖尿病支援基金が支援するInsulin for Life(IFL)(オーストラリア)の理事長ロン・ラーブさんから、ハイチへの支援についての最近の活動を知らせるE-mailが届いたので、ご紹介します。

ハイチは、農業を基幹産業とする国で、労働人口の65%が農業を営んでいます。山岳地帯が多く耕作適地は7.2%しかありません。そのため農業基盤は弱く食糧自給率が低いため、国民は苦しい生活を強いられています。

軍事政権が長くつづき、1990年に初めて民主的選挙が実施されアリスティッド大統領が当選しましたが、91年に軍事クーデターが起こったり後は、ずっと政局が不安定な状態が続いています。1995年と2000年に大統領選挙が実施されましたが、与党と野党がはげしく対立し、2001年には武装グループによる大統領府襲撃事件が発生するなど、暴動行為が繰り返されています。94年から、国連安保理決議に基づき多国籍軍が派遣され、政情の安定化につとめていましたが、沈静化するにいたっていません。

ハイチには約24万人の糖尿病患者さんがいます。医療事情は貧しく、多くは十分な医療を受けることができません。さらに今年6月に、ハイチで集中豪雨が起こり、深刻な食糧不足に陥りました。災害人的、物的被害もひどく、広い地域で被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあります。その中で、糖尿病患者さんはとりわけ深刻な状況に置かれています。

IFLはハイチの糖尿病協会を支援することを決め、インスリンの混合製剤(中間型70%/速効型30%)、注射器、血糖測定器、測定チップ、血糖測定紙、その他医療資材を送付したと、ロン・ラーブさんからE-mailが送信されました。 そしてハイチ糖尿病協会のPhilippe LarcoさんのE-mailを紹介しています。
ハイチは深刻な経済恐慌に直面しており、インスリンや血糖測定器をはじめ、あらゆる医療資材が不足しています。どのような支援でもハイチでは役に立ちます。皆さまのご支援が必要です。ご協力をお願いします。
皆さまのご賛同、御参加をお願いします >> 寄付金・募金のお願い

参考資料:外務省ホームページ、「Diabetes Atlas, second edition」(IDF 発行、2003年)


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