2019年フィリピン糖尿病キャンプへの支援に対する御礼
途上国の糖尿病患者さんを支援するオーストラリアのインスリン・フォー・ライフ(IFL)では、毎年フィリピン各地で行われる「糖尿病キャンプ」や「検査プログラム」を実施し、現地の糖尿病患者さんへの支援活動を行っています。
今年も2019年も現地にて糖尿病キャンプが行われ、多くの患者さんが参加しました。みなさまから多くのご支援をいただき、心より感謝申し上げます。 この度、フィリピンドゥマングエテ市 ネグロス糖尿病協会より、国際糖尿病支援基金へお礼状が届きましたので、ご紹介いたします。
国際糖尿病支援基金はこの活動に賛同し、インスリン・フォー・ライフ(IFL)を通じてフィリピンの糖尿病キャンプへ支援をしています。
国際糖尿病支援基金 会長 森田 繰織 様
フィリピン ネグロス島糖尿病協会より、御礼を申し上げます。
この度は、6 万4千ペソ相当のご寄付のお陰で、2019年5月17日・18日に東ネグロス州、アムラン市のカナ静養リゾートにて第3回目のキャンプ行うことができ、成功裏に終わりました。
初日は20人の1型糖尿病患者が保護者と共に参加し、食事代・宿泊代・そのほかの活動費に使わせていただきました。2日目は、大人のみの参加となりました。2日目のオープン・フォーラムでは、2人の医師が参加しました。当協会で頭金50,000ペソを負担し、会場費の総額は114,000ペソとなりました。食事代としての83,000ペソは、自助努力にて調達することができました。
初日に参加した子供たちの血糖値を測定したところ、非常に憂慮すべき状態で、血糖値を下げるために栄養士のメイエット・ナアノスが子供たちに注射をしなければなりませんでした。最も高かった血糖値値は592㎎/㎗でした。
参加した子供たちは、常に経過観察と血糖値を良好に保たなければならない状態でした。
昨年、当協会がオーストラリアからのインスリンの入手に手間取っている間に、患者2人、マイカ・ラミレスとジェネス・アスベスが他界する事態となってしまいました。当協会では、何時も、DOH及びFDAと接触し、医薬品の輸入に対し、特にインスリンは命に係わることから、規制を緩めるよう働きかけています。
当協会主催のキャンプに関心を寄せていただき、ご支援を賜ったことにあらためて感謝申し上げます。来年は、ぜひ、直接お会いできれば幸いです。
会長 ペルフェクト・G・リム
国際糖尿病支援基金より65,000ペソ、チャティ・ハリスさんとジェスミン・カルマさんから70,000ペソのご寄付をいただきました。この中から会場費(東ネグロス州アムラン市カナ静養リゾート)、参加者(1型糖尿病の子供たち、エデュケーター、IFLスタッフ)の費用を支出しました。国際糖尿病支援基金の資金援助に感謝申し上げます。
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インスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)
国際糖尿病支援基金
国際糖尿病支援基金は、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリア通じて、フィリピン糖尿病キャンプの活動を支援しています。
IFLの活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。
御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。
振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
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