活動報告

2019年12月活動報告

寄付金収入(6件)16万8,000円


2019年11月活動報告

寄付金収入(3件)146,450円

上記金額には、以下が含まれています。
「糖尿病情報BOX&Net.」No.62ネットワークアンケート回答分寄付金(489件×50円=2万4,450円)。

2019年10月活動報告

Dream Trust(インド)の1型糖尿病患者支援のためのスポンサー費7口(5人分)1,500USドルを送金(161,640円)。
〔送金手数料y,000円〕

2019年8月活動報告

寄付金収入(1件)5,000円


2019年フィリピン・バコロド市での糖尿病キャンプについて(IFLレポート)

 オーストラリアで途上国の糖尿病患者さんを支援している、Insulin For Life(IFL)グローバルでは、フィリピンの糖尿病患者さんへの糖尿病キャンプや検査プログラムなど、様々な支援活動を行っています。
今回、IFLスタッフのニール・ドナラン氏より、2019年5月にバコロド市で行われた糖尿病キャンプ等についてのレポートが届きましたので、ご紹介します。

 

 国際糖尿病支援基金はこの団体の活動に賛同し、インスリン・フォー・ライフ(IFL)を支援しています。

 2019年5月にフィリピン・バコロド市で行われた「糖尿病キャンプ(日帰り)」には、75名の現地の糖尿病患者さんとその家族が参加し、講演会など様々な活動が行われました。

 我々IFLは、台湾エデュケーター協会のクリスティーンさんとクゥアンイーさんと共に、キャンプの参加者へ糖尿病教育プログラムを実施し、ここで学んだことに対して正しい回答をした参加者へ賞を授与しました。


 キャンプ終了後、我々は糖尿病療養に必要な資材を参加者へ寄付しました。


 写真左の男性ダニロさんは、生まれつき全盲です。彼は現在36歳ですが、12年間、1型糖尿病を患っていると思われます。
 写真右の女性、シンディさんは現在20歳です。私が彼女に初めて会ったときは15歳でした。 当時の彼女はとても痩せていて、きちんと歩くこともできず、会話もままならない状態でした。 そんな様子を見て、彼女は亡くなってしまうのではないかとも思っていましたが、毎月、IFLからインスリンを受け取るようになると、見違えるように元気になり、今は幸せな日々を送っています。


 次の写真は、バコロド市内にあるマグサイサイ刑務所、ハンドゥナマン刑務所のものです。 私たちのグループ11名は、各刑務所で400名の受刑者の血糖値を測定しました。 そのうち2名の受刑者の血糖値が非常に高く、医療的な処置が必要と判断されました。受刑者の殆どが、非常に血圧が高い状態でした。

 これらの刑務所にはインスリンも血糖測定の資材もないため、IFLは各刑務所の医務官に、緊急用として、血糖測定機1台、テストストリップ、インスリンを寄付しました。

 国際糖尿病支援基金は、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリア通じて、フィリピン糖尿病キャンプの活動を支援しています。

 IFLの活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。

 御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。

振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口

※通信欄へ「フィリピン糖尿病キャンプ支援」とお書き頂きますようお願い致します。

2019年7月活動報告

寄付金収入(7件)21万2,300円

上記金額には、以下が含まれています。
「糖尿病情報BOX&Net.」No.61ネットワークアンケート回答分寄付金(446件×50円=2万2,300円)。

FUVIDA(エクアドル)へ活動資金として1000USドル(108,550円)を送金。
〔送金手数料3,000円〕

2019年6月活動報告

Dream Trust(インド)の1型糖尿病患者支援のためのスポンサー費7口(7人分)2,100USドル、ならびに活動資金500USドルを送金(284,934円)。
〔送金手数料3,000円〕

2019年フィリピン糖尿病キャンプへの支援に対する御礼

 途上国の糖尿病患者さんを支援するオーストラリアのインスリン・フォー・ライフ(IFL)では、毎年フィリピン各地で行われる「糖尿病キャンプ」や「検査プログラム」を実施し、現地の糖尿病患者さんへの支援活動を行っています。

  今年も2019年も現地にて糖尿病キャンプが行われ、多くの患者さんが参加しました。みなさまから多くのご支援をいただき、心より感謝申し上げます。 この度、フィリピンドゥマングエテ市 ネグロス糖尿病協会より、国際糖尿病支援基金へお礼状が届きましたので、ご紹介いたします。

 国際糖尿病支援基金はこの活動に賛同し、インスリン・フォー・ライフ(IFL)を通じてフィリピンの糖尿病キャンプへ支援をしています。

国際糖尿病支援基金 会長 森田 繰織 様

 フィリピン ネグロス島糖尿病協会より、御礼を申し上げます。

 この度は、6 万4千ペソ相当のご寄付のお陰で、2019年5月17日・18日に東ネグロス州、アムラン市のカナ静養リゾートにて第3回目のキャンプ行うことができ、成功裏に終わりました。

 初日は20人の1型糖尿病患者が保護者と共に参加し、食事代・宿泊代・そのほかの活動費に使わせていただきました。2日目は、大人のみの参加となりました。2日目のオープン・フォーラムでは、2人の医師が参加しました。当協会で頭金50,000ペソを負担し、会場費の総額は114,000ペソとなりました。食事代としての83,000ペソは、自助努力にて調達することができました。
初日に参加した子供たちの血糖値を測定したところ、非常に憂慮すべき状態で、血糖値を下げるために栄養士のメイエット・ナアノスが子供たちに注射をしなければなりませんでした。最も高かった血糖値値は592㎎/?でした。

 参加した子供たちは、常に経過観察と血糖値を良好に保たなければならない状態でした。
昨年、当協会がオーストラリアからのインスリンの入手に手間取っている間に、患者2人、マイカ・ラミレスとジェネス・アスベスが他界する事態となってしまいました。当協会では、何時も、DOH及びFDAと接触し、医薬品の輸入に対し、特にインスリンは命に係わることから、規制を緩めるよう働きかけています。

 当協会主催のキャンプに関心を寄せていただき、ご支援を賜ったことにあらためて感謝申し上げます。来年は、ぜひ、直接お会いできれば幸いです。

ネグロス島糖尿病協会
会長 ペルフェクト・G・リム

国際糖尿病支援基金より65,000ペソ、チャティ・ハリスさんとジェスミン・カルマさんから70,000ペソのご寄付をいただきました。この中から会場費(東ネグロス州アムラン市カナ静養リゾート)、参加者(1型糖尿病の子供たち、エデュケーター、IFLスタッフ)の費用を支出しました。国際糖尿病支援基金の資金援助に感謝申し上げます。



●関連記事
「自信と希望」マイカ・ラミレスさんがもたらしてくれたもの(フィリピンの糖尿病患者さん)
インスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)
国際糖尿病支援基金

 国際糖尿病支援基金は、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリア通じて、フィリピン糖尿病キャンプの活動を支援しています。

 IFLの活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。

 御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。

振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口

※通信欄へ「フィリピン糖尿病キャンプ支援」とお書き頂きますようお願い致します。


2019年4月活動報告

寄付金収入(4件)10万9,350円

上記金額には、以下が含まれています。
「糖尿病情報BOX&Net.」No.60ネットワークアンケート回答分寄付金(327件×50円=1万6,350円)。

インスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)へ、フィリピンの糖尿病キャンプへの支援と、途上国の糖尿病患者支援のためのと活動資金2,500オーストラリアドル(20万5,750円)を送金。
〔送金手数料3,000円〕

2019年3月活動報告

寄付金収入(2件)18万6,000円


2019年2月活動報告

寄付金収入(2件)41,000円

上記金額には、以下が含まれています。
「糖尿病情報BOX&Net.」No.59ネットワークアンケート回答分寄付金(520件×50円=2万6,000円)。

「自信と希望」マイカ・ラミレスさんがもたらしてくれたもの(フィリピンの糖尿病患者さん)

Negros Island Diabetes Association_NIDA, Inc.スタッフ
ボイセ・リム さんのレポート

 フィリピン共和国では、インスリン・フォー・ライフ(IFL)・オーストラリアの支援のもと、現地の医療従事者やボランティアの方々が、糖尿病の患者さんやその家族を対象としに毎年1回、糖尿病検査プログラムやキャンプを実施しています。

■2017年フィリピンの糖尿病検査プログラム、糖尿病キャンプレポート(IFLレポート)
https://dm-net.co.jp/idafj/act/update/2017ifl.php

 2014年から交流を続けてきた若い糖尿病患者のマイカ・ラミレスさんがお亡くなりになったことに、強い衝撃を受けています。将来、彼女にこんなことが起こるなんて考えもしませんでした。

 2016年のフィリピン共和国ネグロス・オリエンタル・バレンシアでの糖尿病キャンプに参加したマイカさんは、参加者の中でも非常に血糖値が高く、そのせいか彼女の歩く姿は、まるでお酒に酔っているかのようでした。それでも、同じ病気を持つ参加者たちとふれ合い、このキャンプを楽しんでいる様子でした。
 2018年5月の糖尿病キャンプにも参加するとのことで、マイカさんとの再会を楽しみにしていましたが、開催1か月前の2018年4月に、まさか彼女が20歳で生涯を終えてしまうとは、思ってもいませんでした。

在りし日のマイカ・ラミレスさん

 インスリン・フォー・ライフ・オーストラリア(IFL)は、糖尿病キャンプに参加する子供たちに、インスリンを無料で提供しています。しかし、提供されたインスリンを注射していても、合併症にかかる患者さんが後を絶ちません。その理由の一つとして、「家庭の経済的な事情」があります。

 フィリピンでは、糖尿病のための健診や、治療に欠かせないインスリンは高額なため、経済的な事情で適切な治療を受けさせることができず、糖尿病患者さんが合併症などで命を落としてしまうケースもあります。
また、患者さんやその家族に対して、十分な糖尿病教育ができる環境が整っていないのが現状です。

1.交通の便が悪い地域では、IFLなどの支援によりインスリンは手に入ったとしても、医師の診察を受けるためには都市部の病院へ通院しなくてはならず、経済的な事情から健診の頻度は3か月に1度程度となり、医師も患者さんのインスリン注射の経過観察ができない。

2.血糖測定については、十分な指導を受けられないために、血糖測定の活用法が分からずテストチップをすぐに使い切ってしまったり、測定を怠って使用期限が切れてしまうことがあるなど、血糖コントロールの重要性について、理解されていない。

3.薬物療法、食事療法については、インスリンさえ注射すれば、食事療法は必要とせず、どんなものでも食べたり飲んだりしても良いと思いこむケースがある。バランスの取れた食事療法の重要性や薬物療法について、理解がされていない。

 これらのことが多くの糖尿病患者さんに共通していることで、不十分な知識から来る誤解が、患者さんにを非常に危険な状況に追い込みます。患者さん自身が現実を否定し、自己満足に陥り、注意を怠ってしまうのです。

 上の写真は、2016年の糖尿病キャンプに参加した子供たちの血糖測定表です。
赤字は高血糖を意味しており、マイカさんは常に血糖値が高い状況であることを示しています。彼女もまた、家族の十分な協力が得られず、常に血糖値が高い状態が続いたため、命を落としてしまったケースです。

 インスリンの寄付を受け、ボランティアの医師やエデュケーターが患者さんやその家族に糖尿病に必要な知識を授けても、命を守ることができないことがあるのです。
この事例によって、我々が注視していないと、若い糖尿病患者さんの命が救えないということを学びました。糖尿病キャンプに参加した子供達の微笑みが、過去の思い出となってしまう可能性があるのです。

 糖尿病キャンプを開催する意味は、患者さんとその家族へ、糖尿病の教育を与える場でもあると考えます。そのためみは、多くの患者さんやご家族にもこの糖尿病キャンプに参加していただき、血糖コントロールをしなければ、目、腎臓、心臓、四肢、そして脳にも障害を与えるということを理解しなければならないのです。血糖コントロールをしなければ、簡単に命が奪われてしまうのだと、認識してもらわなければならないのです。

 血糖値を適正値に保つ正しい方法、正しい食事療法(食材の割合)、適度な運動が、より良い生活を約束し、寿命を延ばすことにもつながるということを教えます。また、キャンプによって若者たちに自信を持たせ、糖尿病と闘っているのは1人ではないということを教え、自分たちが明るい未来と健康に対する新たな希望を持たせることができるのです。

●2019年フィリピン糖尿病キャンプへのご支援をお願いします。

 フィリピン共和国では、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリアの協力のもと、毎年1回、各地で糖尿病検査プログラムや糖尿病キャンプを実施しています。

 糖尿病キャンプでは、現地の糖尿病患者さんとその家族を対象に、医療従事者が糖尿病療養に必要な指導やアドバイスを行っています。子供たちにとっては、同じ病気を持つ仲間との交流を楽しんでいます。

検査プログラムでは、糖尿病の検査を受けることができない方々へ、医療従事者が、血糖測定を実施し、糖尿病を疑われる方へは糖尿病療養についての指導を行っています。

2019年も5月に、セブ市をはじめ、フィリピン各地で、糖尿病の検査プログラムやキャンプを実施する予定です。
これらの活動資金については、現地の支援団体が寄付の呼び掛けを行っていますが、開催に向けて資金が不足している状況です。

フィリピンの小児糖尿病患者とその家族が糖尿病について学び、そして子供たちが健康で元気に過ごすことができるように、フィリピンの糖尿病キャンプ、検査プログラムの実施について、みなさんのご支援を頂きますようお願いいたします。


 国際糖尿病支援基金は、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリア通じて、フィリピンの糖尿病の患者さんを支援しています。

 IFLの活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。

 御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。

振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口

※通信欄へ「フィリピン糖尿病の患者さん支援」とお書き頂きますようお願い致します。

【English】Confidence and Hope – Maika Ramirez
https://dm-net.co.jp/idafj/ifl2018/Confidence and Hope – Maika Ramirez.pdf

●関連記事
40年間歩き続け、糖尿病と闘う男(フィリピンの糖尿病患者さん)
インスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)
国際糖尿病支援基金


2018年フィリピンの糖尿病患者さんへの支援活動について(IFLレポート)

 オーストラリアで途上国の糖尿病患者さんを支援している、Insulin for Life(IFL)グローバルでは、フィリピンの糖尿病患者さんへの糖尿病キャンプや検査プログラムなど、様々な支援活動を行っています。
今回、現地の支援活動の一環として、IFLスタッフのニール・ドナラン氏がフィリピン・セブ島にあるTalisay刑務所を訪問し、受刑者1,035名を対象に血糖測定を実施しました。

 

 国際糖尿病支援基金はこの団体の活動に賛同し、インスリン・フォー・ライフ(IFL)を支援しています。

 2018年12月15日、フィリピン・セブ島にあるTalisay city刑務所にて、第1回目の「ウェルネスデイ」のイベントを開催し、受刑者を対象に血糖測定と血圧測定が行われました。
IFLでは、このイベントのために血糖測定機器などを寄付し、現地の医療スタッフやボランティアの協力のもと、血糖測定が行われました。

 18歳から71歳の受刑者1,035名のうち、男性受刑者51名、女性受刑者23名の計74名の方が、糖尿病の疑いがあると診断されたため、これらの受刑者には糖尿病療養に関する指導が行われました。
また、看守1名が2型糖尿病を患っており、血糖値28mol(500?/dl)を示したため、エデュケーターが直ちにインスリン療法を施しました。

 セブ島には刑務所が7か所あり、他の刑務所からも血糖測定を実施してほしいとの依頼が来ており、IFLではこの要請に応えることを前向きに検討しています。

 国際糖尿病支援基金は、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリア通じて、フィリピン糖尿病キャンプの活動を支援しています。

 IFLの活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。

 御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。

振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口

※通信欄へ「フィリピン糖尿病キャンプ支援」とお書き頂きますようお願い致します。

2019年1月活動報告

寄付金収入(2件)1万円


これまでに寄せられた寄付金

20,681,414円

これまでに実行した支援金

20,274,037円
2025年12月現在

お知らせ

2019年12月22日
2019年南米エクアドル「FUVIDA」糖尿病サマーキャンプレポート
2019年12月04日
2019年12月現状・収支報告
2019年12月04日
2019年12月活動報告
2019年12月04日
2019年12月支援者名