活動報告

2009年12月

■ 2009年12月
寄付金収入(3件)2万5,000円

2009年11月

■ 2009年11月
寄付金収入(1件)8万6,000円

2009年10月

■ 2009年10月
ドリーム・トラスト(インド)の1型糖尿病患者支援のためのスポンサー費6口(6人分)として、16万1,982円(1800USドル)を送金。
寄付金収入(3件)14万2,000円

2009年9月

寄付金収入(1件)3万6,000円

2009年8月

■ 2009年8月
インスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)へ、糖尿病患者さんに対する支援活動費として15万円を送金。
寄付金収入(2件)7万2,000円

カンボジアの糖尿病患者さん

■ 2009年7月
 国際糖尿病支援基金が支援しているインスリン・フォー・ライフ(IFL)の理事長ロン ラーブさんより、カンボジアの1型糖尿病患者さんへの支援活動について、お礼と報告の手紙が届きました。
 カンボジアを訪ねたときに、2人の若い患者さんにお会いし、カンボジアの1型糖尿病患者さんがおかれている状況や環境について知ることができました。このときの経験が今回の支援プロジェクトに影響しています。


 患者さんの1人は、出産してすぐに1型糖尿病を発病しました。インスリンが手に入らないと生き続けることができません。1人は進行性の変形症がみられ、1人はおそらく高血糖による腫脹がみられます。
 IFLは3つの医療センターにインスリンを送りました。
 写真はプレコサマック病院(Preah Kossamak Hospital)の糖尿病ユニットの主任医師であるタッチ クン(Touch Khun)先生より送られてきたものです。写真には次のようなメッセージが添えられていました。
 コサマック病院での若い1型糖尿病患者を代表して、IFLにお礼を申し上げます・・・命を助けてくれました。患者らは、IFLの支援がなければ死んでいただろうと話しています。
 IFLからインスリンや血糖測定器、測定チップなどを受け取り、血液検査を受けているコサマック病院の若い1型糖尿病患者たちの写真を添付いたします。それぞれの患者については後日、詳しくご連絡します・・・。
カンボジアの糖尿病患者さん
 カンボジアで初めて実施された糖尿病の全国調査の結果が2005年に発表されました。糖尿病有病数は予想の2倍の25万人以上と推定されました。これは成人人口760万の国としては驚くべき数字です。



 インスリン療法を必要とするカンボジアの2型糖尿病患者は1万5000人程度とみられますが、糖尿病有病者の90%以上は検診を受けておらず、ほとんどが糖尿病と診断されていません。適切な治療を受けずに早く亡くなってしまう患者さんが大勢います。また、1型糖尿病の子供は、ほとんどの場合で生き続けることができません。

 カンボジアの2型糖尿病患者の特徴は、欧米のような裕福な国と異なります。欧米では過体重や肥満が増加し、糖尿病の要因になっていますが、カンボジアでは肥満の人は少ないのです。カンボジアの2型糖尿病の人のうち過体重のみられるのはおよそ半数で、5人に1人は低体重です。カンボジアを含め多くのアジア系の人ではインスリン分泌能が低い傾向がみられ、少し太っただけでも2型糖尿病を発症しやすいのが特徴です。

 カンボジアでは、インスリンを含む糖尿病の医薬品、その他の医療資材の供給を、政府の医療保険や補助金で支援する体制はできていません。糖尿病患者は自費で診療を受けなければなりません。政府の医療に対する支援の多くは、エイズなどの感染症に費やされ、糖尿病などの慢性疾患はおろそかになりがちです。

 世界保健機関(WHO)は、カンボジアを含む西太平洋地域では、糖尿病などの感染症以外の病気で亡くなる人が全体の7割に上ると概算していますが、カンボジアで医療支援を得られるのは1%に過ぎません。


 糖尿病は、薬物療法を含むさまざまな治療を行えば、健康の人と同じように生きられる病気ですが、そのためには医療費が必要となります。カンボジアの貧しい人々は糖尿病についての適切な知識ももっておらず、効果のない民間療法を頼り、わずかな資産を費やしてしまう例も多いのです。

 カンボジア人の食事の8割を占めるのは白米です。これに野菜や魚、フルーツなどを加えますが、食事は高炭水化物で、塩分の摂取量も多い傾向があります。伝統的な食事の健康的な部分をいかしながら、糖尿病の予防や進展抑制のために、食事について適正な知識をもつ必要があります。

 1人1日当たり2米ドル(約190円)未満の医療費があれば、カンボジア人のほとんどが最小限の医療を受けることができますが、実際には糖尿病の医療体制の整備はようやく着手されはじめた段階です。カンボジア政府は最近になり糖尿病対策に乗りだしましたが、現状では患者は公立病院や保健所で糖尿病の治療を受けることができません。

 非政府系のクリニックがいくつか開設され、糖尿病専門のクリニックもあります。プノンペンのシアヌーク病院ホープ医療センターでは、外来診療と入院診療を受けることができ、糖尿病腎症や心血管疾患といった糖尿病合併症の長期的な医療も提供していますが、それは緊急の場合が多いのです。多くの患者は、外来で2ヵ月や3ヵ月ごとに糖尿病の治療を受けています。世界糖尿病財団は5つの州で、地域の基幹となる糖尿病クリニックを支援しています。


2009年7月

寄付金収入(4件)11万8,000円

2009年6月

■ 2009年6月
寄付金収入(2件)1万8,000円

2009年4月

■ 2009年4月
ドリーム・トラスト(インド)の1型糖尿病患者支援のためのスポンサー費3口(3人分)として、8万9,865円(900USドル)、および活動支援金として10万円を送金。
寄付金収入(1件)3万6,000円

2009年3月

■ 2009年3月
寄付金収入(4件)20万円

2009年2月

■ 2009年2月
寄付金収入(2件)39,000円

これまでに寄せられた寄付金

20,681,414円

これまでに実行した支援金

20,274,037円
2025年12月現在

お知らせ

2009年12月14日
2009年12月支援者名
2009年12月14日
2009年12月現状・収支
2009年12月14日
2009年12月
2009年11月04日
2009年11月