ケニヤ(2)ケニヤッタナショナルホスピタル
糖尿病専門医アティエノ・ジャランゴ先生(左)ケニャッタナショナルホスピタル事務長サイモン・イサイさん(右)真中は筆者
ケニヤッタナショナルホスピタルの糖尿病専門医、内分泌専門医、小児科医(糖尿病専門)、看護師、エデュケーター、栄養士を交えてミーティングが開かれました。
病院内は、まるで野戦病院のように患者さんで、ごった返し状態の中、ジャランゴ先生、ナンシー先生(糖尿病チームのチーフ)が中心となって案内してくれました。
(左)待合室も超満員 (右)血圧を測る順番待ちの患者さんも長蛇の列
(左)インスリンを含め、病院で処方された薬剤を受取りに来る薬局
(右)足を切断した患者さんに手当てとコントロールを指導。個室に数人が一度に入れられ、指導されていました。
(左)糖尿病の怖さを視覚的に示しています
(右)糖尿病のというもの、及び治療について イラストで分かりやすく示しています。他民族からなるケニアでは、 共通語である英語・スワヒリ語の分からない人、 文字を読めない人々も高齢者を中心に少なくありません。
そのため、イラストでわかりやすく糖尿病について説明しているポスターが大事な役割を果たしています。
外来診察中のアティエノ先生の診療室は、ごった返し状態でした。
ケニア・タンザニアを旅行中というドイツ人の患者さんも居ました。
写真を撮ることは出来ませんでしたが、服役中の患者さんも手錠をかけられ、看守さんに付き添われながら治療に来ていました。
(中)糖尿病チームでありながら???という昼食です ドーナツでは偏りすぎと思いま〜す!
(右)昼食時のドリンクもココア、コーヒー、紅茶なのですが、ケニア式の紅茶はお湯ではなく、ミルクで出します。
お世辞にも栄養バランスが良いとは言えない、内分泌科担当医・スタッフの昼食会議
アティエノ先生
のスタッフが家から
作って持ってきてくださったお弁当
チャパティ(小麦粉のシート)、
野菜(キャベツ・にんじん・グリーンピース他)と牛肉を塩茹でしたシチュー ドーナツの昼食会議よりず〜〜っと栄養バランスが取れている糖尿病患者向けのメニューです。
アティエノ先生(左)が中心となって活動を始めたダイアベーテス・ケニアのスタッフ
©2011 森田繰織