妊娠中はホルモンの影響でインスリンが効きにくくなり、血糖値が上がりやすくなります。また、血糖値の軽度の上昇でも胎児への影響があることから通常の糖尿病よりも厳しい基準が使われます。
施設にもよりますが、まず妊娠の初期に随時血糖で確認し、続いて妊娠中期(24から28週頃)に随時血糖や50gブドウ糖チャレンジテスト(GCT)などであらためて確認します。ここで基準値を超えた方が75gブドウ糖負荷試験(OGTT)を受けます。場合によっては最初から75gOGTTを行うこともあります。
75gOGTTで、空腹時92mg/dL以上、1時間値180mg/dL以上、2時間値153mg/dL以上のいずれか1つでも当てはまれば「妊娠糖尿病」と診断されます。
Q 妊娠中の検査は、ふだんと違うのですか?
はい。妊娠糖尿病は、妊娠していないときとは別の基準で診断されます。
専門医による解説
更新日:2026年10月
