専門医が答える みんなの糖尿病Q&A

Q 妊娠中は、なぜHbA1cではなく血糖値で見るのですか?

A
妊娠中はHbA1cが実際と異なった値に出やすく、変化をとらえるのにも時間がかかるためです。

専門医による解説

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妊娠中は赤血球の入れ替わりが早くなることなどから、HbA1cは実際より低めに出ることがあります。逆に妊娠後期の鉄欠乏では高く出ることもあります。さらに、過去1~2か月の平均を示すHbA1cでは、日ごとに変わる妊娠中の状態に対応しきれません。
そこで、妊娠糖尿病をもつ方の検査では基本的に血糖自己測定(SMBG)が用いられます。
なお妊娠時に、空腹時血糖126mg/dLまたは随時血糖が200mg/dL以上・75gOGTT 2時間値200mg/dL以上、またはHbA1c 6.5%以上、確実な網膜症がある場合は「妊娠中の明らかな糖尿病(多くは妊娠前から糖尿病が存在していたケース)」として、より専門的な治療が行われます。
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