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2007年09月12日
糖尿病ツアーも補助対象事業に 国土交通省
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国土交通省は、自然にしたしむ体験や健康づくり、生活習慣病対策などを盛り込んだ「ニューツーリズム」の市場活性化のため、PR費などを補助する事業の対象として47件のツアーを採択したと発表した。
この事業は、観光や温泉、特産品など、それぞれの地域の特性をいかし、多様な観光の振興をはかるというもの。 47件は、白浜・川湯に滞在し健康増進をはかり、旅行後の指導も加えた「世界遺産で男をみがく健康増進プログラム」、医療スタッフによる健康指導を組み込んだ夕張市の「夕張メタボビート(克服)ツアー」など。 日高・白浜・高野山などに5日間滞在する「糖尿病教育健康ツアー」は、和歌山県立医科大学の医療スタッフが同行し、「観光健康指導士」などによる観光医療ツアーを試みる。今年の10月に実施する予定。 各ツアーは地元の観光協会や旅行会社などが主催し、秋以降に実施される。参加者への健診やアンケート結果などを今後のツアー企画づくりに役立てる。 財団法人社会経済生産性本部が7月に発表によると、国内で観光旅行を楽しむ人の数は毎年5,700万人以上。こうしたニューツーリズムの市場規模は約9兆円と推定され、特に60代以上の人で要望が多いという。 ●詳しくは国土交通省のサイトへ
「ニューツーリズム創出・流通促進事業」の実証事業採択
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所