厚生労働省が3年ごとに実施している患者調査の結果がこのほど発表された。それによると、糖尿病の総患者数（継続的に医療を受けている患者数の推計値）は、男性120万8,000人、女性107万6,000人、計228万人4,000人となっている。前回の平成11年調査に比べて16万9,000人、8.0％の増加。

　糖尿病以外の主要な傷病の総患者数は、高血圧性疾患698万5,000人（前回比2.8％減）、歯及び歯の支持組織の疾患487万人（同2.8％増）、脳血管疾患137万4,000人（同6.8％減）、白内障129万2,000人（同11.3％減）、悪性新生物128万人（同0.8％増）、喘息106万9,000人（同2.5％減）などで、糖尿病総患者数の増加が目立っている。

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