HbA1cは必ずしも正確に血糖の値を反映しないことがあり、次の場合には注意が必要です。
・実際の血糖より高く出やすい:急に血糖が低下した時、鉄欠乏性貧血、脾臓(ひぞう)の摘出後など
・実際の血糖より低く出やすい:急に血糖が上昇した時、鉄欠乏性貧血で鉄剤による治療中、大量出血の治療後、溶血性貧血、輸血後、透析中、腎性貧血で使うエリスロポエチン製剤の使用中、肝硬変など
このほか、遺伝的にヘモグロビンの形が変化している体質の方や、妊娠中もずれが生じます。
「血糖値自体は高いのにHbA1cは低い(またはその逆)」というときは、グリコアルブミンなどの別の指標で確認することがあります。
Q HbA1cが当てにならないことがあると聞きました。どんな場合ですか?
急に血糖が変動した場合や、貧血などがあると、実際の血糖の状態とずれることがあります。
専門医による解説
更新日:2026年10月
