カネボウフーズは、同社食品研究所が栗の渋皮や鬼皮に含まれるポリフェノールを高濃度で抽出することに成功し、その抽出物に血糖値上昇を抑制する作用があることを確認したと発表した。
栗皮から抽出した粉末には「プロアントシアニジン」を主成分とするポリフェノールが約80%含まれている。血糖値の上昇に関与するα-グルコシダーゼの阻害活性を調べたところ、グァバ葉抽出物よりも高い阻害活性があることが明らかになったという。
マウスを用いた動物実験では、高血糖自然発症マウス16匹を2群に分け、1群を対照群として体重あたり50mg/kgを投与したところ、対照群に比べ投与後4週〜8週で有意に20%近く血糖値が低下した。
●詳細はカネボウフーズ(株)のサイトへ(PDFファイル/ニュースリリース)
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