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2005年07月06日

武田薬品、カンデサルタンが糖尿病発症を抑制

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 武田薬品工業は、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)のカンデサルタン(製品名:ブロプレス)が、大規模臨床試験「CHARM」で、肥満レベルや重症度の異なる幅広い慢性心不全患者で、新規糖尿病の発症を抑制したという追加解析結果を発表した

 高血圧症治療薬であるカンデサルタンは、慢性心不全の重症度や併用薬の有無にかかわらず幅広い対象で効果があったとしている。

 今回の追加解析は、CHARM試験の全症例7,601症例の中で、試験開始時に糖尿病を発症していなかった5,436例を対象に、2週後、4週後、6週後、6カ月後、その後試験終了(最終診察)時まで4カ月毎に新規糖尿病の発症有無について解析したもの。

 この結果、試験期間中に糖尿病を新規に発症した患者の率は、プラセボ群7.4%に対し、カンデサルタン群は6.0%だった。また糖尿病発症あるいは死亡した患者数の合計は、プラセボ群28.6%に対し、カンデサルタン群は25.2%となり、統計学的に有意な低下が示されたとしている。

詳細は武田薬品工業のサイトへ(ニュースリリース)

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日本医療・健康情報研究所

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