厚生労働省の副大臣2人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策の重要さを身をもって訴えるため、自らの肥満の解消への取組みを記録し、「厚生労働副大臣のメタボ退治」と題して同省のホームページで公開を始めた。
武見敬三副大臣(55)は11月現在で体重84kg、腹囲径100.5cm。石田祝稔副大臣(55)は同じく体重88kg、腹囲径101.5cm。それぞれ6カ月間で体重を5kg、腹囲径を5cm減らすことを目標に、食事や運動などの生活習慣改善に取り組む。
ホームページを週1回の頻度で更新し、腹囲や体重のほか、歩数、階段の上り下りなどの運動、飲酒量などの記録を公開し、2人の健闘ぶりを写真でも紹介する。
このプログラムは、健康スポーツ認定医の米谷美津子さん、管理栄養士の武見ゆかりさん、同省生活習慣病対策室のスタッフなどの協力を得て進められる。
メタボリックシンドロームは糖尿病や脳卒中、心疾患などの危険リスクであり、医療制度構造改革の重要な柱である「糖尿病等の有病者・
予備軍の発症を25%抑制する」という目標を達成する上で、同症候群の克服が重要な鍵となるとしている。
同ホームページでは、プロジェクトの開始を前に2人の「美味しい食べ物が大好きな私にとりましては、大変きびしい努力が求められることとなります」といったコメントが紹介されている。
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詳しくは厚生労働省のサイトへ
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[ Terahata ]