2型糖尿病患者1人あたりの生涯医療費の平均は約830万円(8万5,000ドル)で、このうち半分以上(53%)は糖尿病合併症によることが、米国で行われた調査であきらかになった。
調査は、米国全国健康・栄養調査(NHANES)の2009〜2010年のデータをもとに、2型糖尿病患者1人あたりの生涯の直接医療費を、年齢や性別、糖尿病合併症などの観点からシュミレートし算出したもの。
さらに、2012年の糖尿病による直接医療費は17兆2,480億円(1,760億ドル)で、医療費以外の経済的な損失は6兆7,620億円(690億ドル)。
また、1人あたりの糖尿病の生涯医療費は、540万円(5万5,000ドル)〜1,270万円(13万ドル)まで幅広く分布している。
●詳細はこちら→糖尿病の生涯医療費は1人あたり830万円 米調査