ヘモグロビンA1c(HbA1c)
[ へもぐろびんA1c ]
血糖コントロールの善し悪しを表す指標で、グリコヘモグロビンともいいます。赤血球中のヘモグロビン(Hb)のうち、ブドウ糖と結合しているヘモグロビンの占める割合を百分率で表します。検査の時点から過去1〜2カ月間の血糖状態を反映し、基準値は4.6〜6.2%(NGSP値)です。なお、国内で従来使われていたJDS値の基準値は4.3〜5.8%です。特定健診などではまだこのJDS値を用いています。JDS値に0.4を足すことでNGSP値に換算できます(より詳しくは、JDS値で4.9%以下の場合は0.3を、JDS値5.0〜9.9%の場合は0.4を、JDS値10.0%以上の場合は0.5を、それぞれ足します)。