ソルビトール
[ そるびとーる ]
糖アルコールと呼ばれる甘味物質の一種で、人工甘味料として利用されてます。エネルギー源として肝臓で代謝されますが、利用する際にインスリンを必要としないので、血糖値に影響を与えません。なお、高血糖状態では神経細胞の中に、ブドウ糖が変化して作られたソルビトールが異常に蓄積されて、その細胞の働きを阻害します。これが糖尿病性神経障害の主要原因の一つとなります。また、ソルビトールが眼球の水晶体に溜ると白内障の一因になります。ただし、人工甘味料のソルビトールは、食べても肝臓で代謝されるので心配ありません。