糖尿病を診断するための検査。10時間以上の絶食後に75gのブドウ糖を溶かした水を飲んで、その後の血糖値の変動から、正常型、境界型、糖尿病型の三つに判定されます。血糖値が、ブドウ糖を飲む前(空腹時)に110mg/dL未満で、ブドウ糖を飲んだ2時間後が140mg/dL未満なら「正常型」、空腹時に126mg/dL以上の場合、またはブドウ糖負荷2時間後に200mg/dL以上の場合は「糖尿病型」です。正常型でも糖尿病型でもない場合は「境界型」です。なお、自覚症状や随時血糖値から糖尿病であることが明らかな場合などには、この検査を行わずに糖尿病と診断されます。