| |
| リニューアルした「グリコアルブミン情
報ファイル」の医療スタッフ向けページ |
|
糖尿病網膜症による失明が減少し、糖尿病腎症による透析導入がプラトーに達するなど、糖尿病細小血管症の増加はどうにか歯止めがかかったようにみえます。その一方で糖尿病大血管症はますますその重要性を増してきています。
大血管症は血糖値が糖尿病の診断基準を満たす前からそのリスクが上昇し始め、また、糖尿病発症後であっても顕著な高血糖を呈さない段階で血管イベントが発生してしまうことが少なくありません。よってその管理は、多くの場合、糖尿病専門医ではなく、循環器など他科のドクターがあたっておられるのが現状と考えられます。
医療スタッフ対象の新コーナーでは、HbA1cと並ぶもう一つの血管管理マーカーであるグリコアルブミンを取り上げ、大血管症抑止への活用法を解説していきます。内容は
以下のとおり。3回に分けて公開します。乞ご期待!(第一回は23日に公開)
|
|
◆新コーナー 「循環器ドクターのためのグリコアルブミン活用法」
(医療スタッフ対象)のもくじ |
|
〔3月23日公開〕 |
1. はじめに |
| 細小血管症と大血管症抑制のための血糖管理に今なにが必要か? |
2. 動脈硬化性疾患抑制における血糖管理のポテンシャル |
|
〔4月公開予定〕 |
3. GAの特徴 |
| 過去1か月間(特に直近の2週間)の血糖状態を反映 |
血糖の改善や悪化を早期に把握できる指標映 |
食後血糖や血糖変動との相関関係映 |
留意いただきたいポイント |
4. GAと動脈硬化 〜エビデンスを中心に〜 |
| 頸動脈IMTとGAの関連映 |
GAと動脈硬化に関する国内外からの報告ト |
|
〔5月公開予定〕 |
5. 血糖変動への介入の実際とGAの可能性〜 |
| 血糖変動を平坦化する方法 |
| 食べる順序などへの配慮 |
αグルコシダーゼ阻害剤の利用 |
| 日常臨床でのGAの使い方 |
| 細小血管症の予測マーカーとしての有用性 |
GAとHbA1cの乖離から得られる情報 |
直接的な血管障害作用の仮説 〜AGEs前駆物質としてのGA〜 |
6. おわりに |
| |
|
[ KUBO ]