糖尿病ネットワークで行ったアンケートの自由記述欄にいただいたコメントを紹介する「患者さんのほんね、医療者のホンネ」。第4回のテーマは、「糖尿病患者さんの恋愛・結婚・出産を考える」。患者さんが抱える悩みやご意見をご紹介します。詳細はこちら
人生のパートナーがほしいと思うのは自然なこと。恋をすると臆病になったり、不安になるものですが、糖尿病がある人はさらに悩みが深くなることが多いようです。最も多い悩みは、自分が糖尿病であることを、いつどのように相手にカミングアウトするか。糖尿病があることで相手に嫌われないだろうか、性生活はどうするんだろう、妊娠・出産は大丈夫だろうか、等々、患者さん誰もが一度は通る関門。中高年での発症はすでにパートナーがいる場合が多いですが、若年の発症となると、こような不安や悩みがつきまといます。
また、誰に相談していいかわからないと仰る人も多いようです。病気にかかわることなので、主治医や医療スタッフに聞いてみたいところだけど気恥ずかしい。こういう時は、インターネット上の患者さんのコミュニティを利用すれば、先輩患者さんへ気軽に悩みを打ち明けられるので重宝しているようです。
今回、公開した患者さんや医療スタッフの“ホンネ”を知り、皆で乗り越えるきっかけになれば幸いです。
患者さんのほんね、医療者のホンネ
第4回 糖尿病患者さんの恋愛・結婚・出産を考える
[ DM-NET ]