日本を含む西太平洋地域の糖尿病人口は1億3,190万人と見込まれている。世界の糖尿病人口(成人)の3分の1以上が、この地域に集中している。
日本など39ヵ国から成る西太平洋地域では、成人の糖尿病人口は1億3,190万人と見込まれ、世界の成人糖尿病人口の36%を占める。増加傾向はこの地域で特に顕著で、2030年には1億8,790万人に達すると予測されている。
西太平洋地域では、糖尿病人口の増加をインドとともにけん引している中国の存在が大きい。中国の2012年の糖尿病人口は9,229万人で、2030年までに1億3,000万に達すると見込まれている。
また、2030年までに日本とインドネシアで1,000万人を超え、フィリピンで700万人を超える。ミャンマーやマレーシア、ベトナムでも300万人を超えるとみられている。
日本を含む西太平洋地域では、糖尿病に関連する死亡は男性は40〜59歳、女性は50〜59歳で死亡率がもっとも高い。
Diabetes Atlas(国際糖尿病連合)
[ Terahata ]