糖尿病患者の7割が「医療費の負担が重い」と感じていて、特にインスリン療法をされている患者はその負担感が強いことが、「糖尿病ネットワーク」が2月に行ったアンケート結果でわかった。また、新薬をジェネリック医薬品に変更することで医療費負担が軽くなることは既に広く認知されていることや、自己負担額の軽減幅が年間4000円以下と比較的軽微であっても変更を望む患者が多いことなども示された。
このアンケートと同時に行った医療スタッフ対象のアンケートからは、医療費軽減について「患者から相談を受ければ検討する」が圧倒的多数ではあるものの、実際に相談を受ける機会はあまりないといった回答が得られおり、患者の潜在的な希望に応えきれていない状況が読み取れる。
アンケート結果の詳細は、以下で閲覧できる。
「糖尿病の医療費」に関するネットワークアンケート 結果発表
[ DM-NET ]