京都大学医学部付属病院は、誰でも利用できる栄養教育システムをインターネットで公開したと発表した。無料で利用できる栄養価計算ソフトが含まれている。こうしたソフトを国立大病院が公開するのは全国で初めて。
このサイトは、利用者に毎日の食事について、正しい栄養情報を知ってもらい、食生活を自分で振り返るきっかけとなることを期待して制作された。
サイトは主に下記のコーナーで構成される。いずれもホームページ上での簡単な操作で利用できる
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食生活調査
日ごろの食生活について30項目の質問に回答すると、栄養素の摂取傾向、摂取栄養素のバランス、食品摂取の傾向、糖尿病交換表での単位の摂取傾向などを診断し、結果をグラフで分かりやすく
表示する。栄養素の過不足や食生活の傾向が確認できる。また、栄養士からの改善アドバイスをみることもできる。
栄養計算
1日の食事内容を入力すると、栄養素摂取の傾向やバランスをグラフで分かりやすく表示する。実際に食べた食事の栄養量の確認や、外食のメニュー選びのシミュレーションとして利用できる
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知識のコーナー
糖尿病、肥満症、高血圧、腎臓病について、病気に関する知識、治療のポイント、病態と栄養についてを分かりやすく解説している。
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詳しくは京都大学医学部付属病院 疾患栄養治療部のサイトへ(プレスリリース)
健康づくりのお手伝い
[ Terahata ]