厚生労働省の独立行政法人・医薬品医療機器総合機構は、医療機関での治療に使われる医薬品の重大な副作用を早期発見するため、副作用や使用上の注意を解説した「
患者向医薬品ガイド」の公開を、インターネットで開始した。31日時点で糖尿病の治療薬が掲載されており、今後は抗リウマチ薬、喘息治療薬などについて追加される予定
。
医薬品について医療関係者向けに作成されている添付文書を基に、患者に特に知ってもらいたいことを分かりやすく記載したという。
さらに詳しい情報として「医療用医薬品の添付文書情報」に添付文書情報が掲載されており、医薬関係者が患者やその家族などに薬の説明をするときに利用できる。
同機構は同じホームページで、製薬企業から報告があったすべての副作用の公
表も開始。同機構が発足した2004年4月分から全例を公表することになり、2007年度中に報告から半年程度で公開できる体制を整える方針だという。
●詳細は「医薬品医療機器情報提供ホームページ」へ
患者向医薬品ガイド
副作用が疑われる症例報告に関する情報
[ DM-NET ]