糖尿病の合併症についても補償
東京海上日動火災保険は、糖尿病の治療を受けている患者でも病状次第で加入できることが特徴となる、新しい糖尿病専用の医療保険「グッドトゥモローズ」を開発した。まず九州地方の医療機関と連携し、12月から試行的に販売するという。
新商品では、糖尿病の合併症による視力障害や人工透析、壊疽による足指切断などの障害が起きたときに、500万円の一時金が出る。また糖尿病患者が発症しやすい脳卒中、心疾患や、がんなどの疾病になった場合も5,000円の入院保険金が出る。
また、加入者には保健師や看護師が計画をたてて食事や生活習慣、定期的な通院などについて助言したり、24時間の電話相談を受けることができる。
加入条件や保険料は、主治医の診断書をみて年齢、症状、治療法、検査データなどをみて決められる。保険料は、糖尿病患者の平均保険料は月約1万円前後を見込んでいるという。
同社は、治療中の糖尿病患者の加入については、医療機関の医師の事前了解を前提としており、当面は提携医療機関に限定した先行販売を予定している。順次全国展開を図り、糖尿病の発症を懸念している人も対象にするという。
医療機関との連携については、経済産業省「サービス産業創出支援事業」で採択された「カルナコンソーシアム」に参画している医療機関から推進する。
●詳細は東京海上日動火災保険(株)のサイトへ(ニュースリリース)
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