青森県は2001年度に始めた県民健康づくり運動「健康あおもり21」推進の重点課題に「肥満予防」「糖尿病予\\\\\\\\防」などの対策を掲げており、これをさらに促進させるため「健康づくりチャレンジャー事業」を2005年度から開始した。
この事業は、県民の自主的な取り組みで生活習慣病の一次予防や二次予\\\\\\\\防に向けた生活習慣病改善を図ってもらうことを目的としており、登録者に対し減体重、運動の習慣化、禁煙、減塩などの具体的な目標を設定してもらい、自ら行動を実践してもらうという内容。10月時点で約180人が登録しており、県は引き続き県民の参加を呼び掛けるという。
事業の参加者に県に申込書を提出してもらい「健康づくりチャレンジャー」の登録をする。さらに、禁煙、運動習慣を身に付ける、適正体重にする、適正な食習慣、減塩などの中から目標を一つ選択し、各目標の具体的な実践方法を決めてもらう。参加者は目標設定について市町村などで行っている健康相談で助言を受けることができる
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青森県が発表した「県民健康・栄養調査」によると、県内の糖尿病有病者数は8万5,100人(2002年)。「健康あおもり21」では2010年に11万7,900人に抑えることを目標としている。さらに検診で異常の見つかった人の事後指導受診率を58.1%(2002年)から100%に引き上げ、成人の肥満者の比率を、男性31.1%、女性33.1%(2001年)から男性15%以下、女性20%以下に下げることなどを目標としている。
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