インスリンポンプ 療法におけるCSII & SAP機器活用方法に関するアンケート調査結果
糖尿病医療は日進月歩、薬剤はもちろんですが治療法においても選択肢は広がっています。なかでも、24時間を通じてインスリンを持続的に注入するインスリンポンプ療法は、日本語対応の新型インスリンポンプ(CSII)に加え、パーソナルCGM(持続血糖測定器)付きのインスリンポンプシステムSAP*も保険適用となり、大きく進化を遂げています。
糖尿病ネットワークでは、このCSIIやSAPを製造・販売する日本メドトロニック株式会社の依頼により、インスリンポンプ療法を行う患者様を対象に活用状況に関するアンケート調査を実施いたしました。お陰様でたくさんの回答を頂戴し、CSII、CGM、SAPを実際に使用している患者様ならではのご意見やお気づきの点など、ユーザー様のお声をまとめることができました。糖尿病ネットワークでは、回答された一人ひとりの声が今後の機器開発やサービス改善に役立てられることを期待し、ここに調査結果をご報告いたします。
※「SAP」(Sensor Augmented Pump)とは、インスリンポンプに「パーソナルCGM」(Continuous Glucose Monitoring)機能を搭載したシステムです。またインスリンポンプ使用者がCGMセンサーを使うことについても、ここではSAP療法と定義します。