Dream Trustの活動内容の紹介
Dream Trustの活動紹介
ドリームトラスト(インド)では、主に特定の1型糖尿病患者さんを継続的に支援するスポンサー制度を行っていますが、その他にも、糖尿病の患者さんやその両親を対象とした交流会や糖尿病についての勉強会、ピクニック、社会復帰プログラム等の活動を行っております。 今回、代表のPendsey医師より、最近のドリームトラストの活動報告と写真が届きましたので、ご紹介します。
国際糖尿病支援基金では、スポンサー制度(2011年9月現在 16名)の支援と併せて、毎年、ドリームトラストの活動に対し、包括的な支援を行っています。 » 国際糖尿病支援基金が支援するドリームトラストの糖尿病患者さん
- 糖尿病の子供たちが生き続けられるように支援する
- 糖尿病罹患率の減少 ならびに 病状を改善させる
- 慢性的な合併症を予防する
- 社会復帰への支援
- 子供と親への教育と意識改革
(交流会やピクニックを通じて糖尿病患者やその親たちがより理解を深める)
ドリームトラストの活動目的
糖尿病患者さんの交流イベント(左) 糖尿病の講習会の様子(右)
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ピクニックを楽しむ糖尿病の子供たち |
2011年7月にドリームトラストは、イギリスのラジオ局からの取材を受けました。
取材内容については、インタビュアーのルーシー・レイコック氏が自身のブログにて紹介しています。
詳しくはこちら(夢に向かう医師)をご覧ください。
ドリームトラストの「社会復帰支援(職業訓練、就業支援、結婚支援)プログラム」について
ナグプールの村にある糖尿病の少女の自宅前で、ペンデセイ先生の奥様・スワティさんと英国のラジオジャーナリスト、ルーシー・レイコックさん
インドの糖尿病患者さんたちは、社会的、経済的な事情から教育を受ける機会が限られ、より良い職業に就くつくことが難しい状況にあります。
p> ドリームトラストでは、糖尿病患者さんの自立支援を促すべく、職業訓練や就業支援、結婚支援等の「社会復帰支援プログラム」を実施しています。
しかし、具体的な支援方法など、まだまだ検討課題も多く、試行錯誤を重ねながら支援プログラムを行っている状況です。
ドリームトラストの社会復帰プログラムにより、ミシンの教育を受けた糖尿病患者の少女(左)
刺繍の訓練を受ける少女たち(右)
「お見合い結婚」が主流であるインドでは、糖尿病を恥と見なされていることから、糖尿病の女性やその両親にとって、結婚相手を決めることに非常な困難を伴います。
ドリームトラストでは、そのような困難な状況を支援し、これまで13名の糖尿病女性が結婚することができました。
特にインドでは、女性にとって結婚というものが重要な意味を持ち、結婚できない女性は社会では認められないという背景があります。
2011年10月