East Club 通信     次号
            発行日 1997.8.26
 

 総会の報告とボーリング大会 

総会の報告

ボーリング大会の結果

 
 East Club 糖尿病教室

インスリン依存型糖尿病はなぜ起こるのか ―その1―

 自分の病気がどうして起こったのか知りたいと思っている方は、多いことと思います。糖尿病にはインスリン依存型糖尿病とインスリン非依存型糖尿病の二つのタイプがあることは皆さん良く知っていると思います。本会の会員の皆さんにはインスリン依存型糖尿病が多いので、まず、インスリン依存型糖尿病がどうして起こるのか、現在までにわかっていることを連載で解説することにしました。
 インスリン依存型糖尿病の英語名は insulin-dependent diabetes mellitus です。そこで IDDM と省略されます。以下、IDDM という略称を用います。
 IDDM は「自己免疫疾患」の一つと考えられます。免疫とは、人間をはじめいろいろな生物が体を護る仕組みの一つです。
 私たちの体は、生体に大切な自己と有害な外敵とを見分け、外敵を撃退するシステムをもっています。たとえば、ウイルスに感染すると私たちの体はこれを有害な物質であることを見分けて撃退します。このように、敵味方を判断し、有害な物質を排除する仕組みを免疫系と呼んでいます。
 ところが、この仕組みに何らかのエラーが生ずると、味方である自分の体の中の臓器や細胞を敵と間違えてしまい、攻撃を加えてしまうことになります。このように、敵味方の判断がつかなくなり、自分の体の一部を自分で壊してしまうような病気のことを「自己免疫疾患」と呼びます。自己免疫疾患には、リウマチなどの膠原病や慢性甲状腺炎 (橋本病) などいろいろな病気が知られています。
 IDDM は、臓器のインスリンを分泌する細胞が、外敵と誤認されることによって破壊され発症するものと考えられています。
 それでは、なぜ、膵臓のインスリン分泌細胞が破壊されるかについては次回までお待ちください。

     次号   



 

 最初のページに戻る


このページへのお問い合わせ/ご意見はeast_club@hotmail.comまでお寄せください。
(c) 1998