(1) | 単純網膜症:毛細血管瘤、わずかな眼底出血などがみられる状態で、網膜血管の血流障害が現れているものの虚血はみられない段階です。 |
(2) | 増殖前網膜症:虚血を示す軟性白斑が多数みられ、蛍光眼底造影では無灌流域が認められる段階です。レーザー光凝固術はこの時期が最も効果的です。 |
(3) | 増殖網膜症:虚血部位や硝子体に新生血管が発生しつつある段階で、その活動に伴い、眼底出血、硝子体出血、牽引性網膜剥離など、視覚障害につながるイベントが起こり得ます。 |
視覚障害の原因疾患 |
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〔中江公裕・他:わが国における視覚障害の現状.網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する研究 平成17年度報告書(厚生労働省難治性疾患克服研究事業 網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する研究班):263~267,2005〕 |
原因疾患別にみた新規透析導入者数の推移 |
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〔日本透析医学会 統計調査委員会:わが国における慢性透析療法の現況.透析会誌 41(1):1~28,2008〕 |
久山町研究からわかる脳梗塞のタイプ分類の変化 |
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〔Kubo, et al:Decreasing incidence of lacunar vs other types of cerebral infarction in a Japanese population.Neurology 66:1539~1544,2006〕 |