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おしえて!糖尿病

食べて健康2 食事療法の注意点

食事療法の注意点
食事の時間はいつが最適?

糖尿病の食事療法では、食べる量や食品だけではなく、食事を摂る時間も大切です。

例えば、朝、昼、夕食の間隔が短いと、前の食事で摂ったエネルギーが体内で消費されないうちに、また新たにエネルギーを摂ることになってしまいます。反対に、間隔があきすぎると、空腹のせいでつい食べ過ぎたりしてしまいます。またインスリン治療をしている場合には、低血糖が起きることもあるので注意が必要です。

理想的なのは、3度の食事の間隔を6時間とすることですが、難しいようなら5〜7時間の間で、自分の生活スタイルに合わせて調節しても構いません。また、食事から寝るまでの時間が短いと、摂取したエネルギーが消費されず、体脂肪蓄積の原因となってしまうので、夜遅い時間の食事はできるだけ避け、夕食は午後8時までには済ませるようにしましょう

働いている人は、どうしても食事の時間が不規則になってしまいがちです。しかし、正しい血糖値コントロールのためにも、規則正しい食事サイクルを作り、それを守るよう心がけましょう。

1回の食事時間はどれくらい?

忙しい現代、食事にあまり時間をかけられない人も多いと思います。しかし、食後の血糖上昇抑制のためには、噛む回数や食事の所要時間も大切な要素です。また、ゆっくりとした食事は、インスリンの分泌を促すとも言われています。そこで、簡単にすぐできる、噛む回数を増やし食事時間を長くする方法をいくつかご紹介します。

まず、自宅、外食問わず、できるだけ料理の皿数を増やし、一回で口に運ぶ量を減らしてみましょう。外食の場合には、野菜や魚がメインの定食などを注文すると良いでしょう。そうすることで、食事中に箸を動かす回数も増えるので、自然と食事時間も長くなっていきます。

また、自分で料理するときなどは、できるだけ食物繊維の多い食材を使ったり、調理方法を工夫して少し硬めに調理したりするのも良いと思います。こういった料理は、よく噛んで食材を細かく軟らかくしないと飲み込めないので、噛む回数も多くなります。そしてそれは、食事時間の延長にもつながります。

忙しいときにこそ、噛む回数と食事時間には気を配り、ゆったりとしリラックスした食を心がけましょう。

間食は必要?

糖尿病の食事療法には、間食という考え方もあります。これは、甘いおやつのようなものではなく、果物や牛乳などの乳製品(チーズを除く)のことを指します。

これらは、朝、昼、夕の3食と一緒に摂っても構わないのですが、血糖値の上昇をより緩やかにしたいときには、間食という形で摂ると良いでしょう。ただしその際には、エネルギー量だけではなく、食材に含まれる糖質の量にも注意してください。

あた、果物に含まれる果糖は消化・吸収が速いので、血糖値の急激な上昇につながることもあります。そこで、イチゴやキウイなど、比較的糖質の少ないものを選んで摂るように心がけてください。

(2007年02月)
一般の方 一般の方 医療スタッフの方
記事内容は公開当時のものです。ご留意ください。
治療や療養については、かかりつけの医師や医療スタッフにご相談ください。
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