第2回 患者さんと医師・医療スタッフの相性

Q. 主治医や医療スタッフからかけられた「傷ついた言葉」

A. 患者さんのホンネ 4(全5ページ)

  • 今の病院ではないが、まだ糖尿病になりたての頃、血糖測定紙の供給に制限があると言われ、法律上では違うとクレームを入れた時に「こっちだって赤字なんです!」と看護師に言われたこと。院長に指摘した際に謝罪はされたが、どういうつもりでその看護師が答えたのか、納得はいかない言葉ではあった。(1型糖尿病)
  • 「糖尿病だから仕方が無い」とか、痛みなど訴えても合併症の検査に時間がかかる。連携治療は名ばかり。(2型糖尿病)
  • せっかくの会話を否定的に対応する(2型糖尿病)
  • 具体的な対症療法の話し合いをせずに「目が見えなくなる」「間もなく人口透析が必要になる」等脅し言葉が多い。低糖ダイエット等が話題になっている方法について、頭ごなしに「そんなのは読んだことないしダメ」という。(2型糖尿病)
  • 「この分だともうインスリンなどはなくなりますね」と言われたとき。頑張っていたけど今は何もしていません。一方、他の先生ですが、「失礼ながら高齢者なので」と2〜3回言われたときは参りました。68才ながら自分では高齢者とは全く思ってもいなかったので。確かに私が3,40代のときは6,70代の人を見ると“コーレーシャ”と思っていましたので気持ちは分かるのですが、病気で心がめげています。どうしても年のことを言いたかったら「お年を重ねていらっしゃるので」とか優しい言葉にして欲しい。(2型糖尿病)
  • インスリンポンプの希望を告げたとき先生が「ポンプは詰まる」と仰った。この言葉に何度もぶつかりました。(1型糖尿病)
  • 「食いすぎだよ」との一言。せめて「食べ過ぎですよ!」との表現ができないのか?(2型糖尿病)
  • 「糖尿病だから、眼科と関係は切れないわ!」と言われた。この眼科医は、「あなたは糖尿病だから眼科医の定期的な診断を受ける必要がある」との単に事実または助言を言っただけのつもりだろうが、私には、「お前は俺の飯のタネとなって逃れられないぞ!」と言っているように聞こえた。そこで、眼科医に診てもらうにしても、この医者だけは避けようと思った。接客態度の基本ができていない。上から目線で患者目線がわかっていない。私の子供、嫁は3人が医師で苦労もよくわかるから、主治医とは、よい加減で付き合っている。(2型糖尿病)
  • 「こんな歳からこんな状態じゃあね」「よっぽど、贅沢してきたんだね。糖尿は贅沢病だから」(2型糖尿病)
  • 「もっと大変な病気で闘っている人もいるよ。血糖値は頑張って医者や看護婦さんが下げるから!」、「1型糖尿病だからと言って出来ないことはない。頑張っている人も沢山いるよ」(1型糖尿病)
  • 食べ過ぎる。注射にたよりすぎる。(1型糖尿病)
  • 薬の名前、注射針の名前を覚えていなかったので「そんな事は常識だ」と言われた。そうかもしれないがあまり覚える気はない。(1型糖尿病)
  • 教育入院中、頭ごなしに叱られたことに傷つきました。(2型糖尿病)
  • 娘が1型を発症して入院した病院の看護婦さんに言われた言葉:「糖尿病って一番食事が面倒くさいよね。あたしならやってられないわ」1型自体よくわかってない看護師もいるんだなと思ったのと、発症直後で不安なことがいっぱいあったのでつらかった。(1型糖尿病)
  • 「糖尿病は、治らないから患者が増えるばかりだ!患者が多すぎる」(1型糖尿病)
  • 子供の頃に「みんな一生懸命なのに何で出来ないの?」とコントロールが悪いことを言われたのはショックでした。(1型糖尿病)
  • 昔、追加打ちや食事時間の変更が禁じられている時代、カロリー計算、運動頑張ってるのに、数値を見ただけで否認されるのは辛かった。1型で入院中食事時間前に頻繁に低血糖になり準備が出来てるなら食事をと希望するのに、看護師長に「お茶を飲め」と言われ、1型糖尿病は医療従事者にも誤解されて、誰も味方は居ないと暗澹たる気持ちになった。現主治医は、うまくコントロール出来ないのはどこに問題があるのかという長年の疑問を一緒に考えてくれ、様々な試行錯誤をしたいという私を信用し任せてくれた。その上で、日々の生活のちょっとした変化で血糖値に影響が出やすいようだと、「苦労されましたね」と仰ってくださり、何より嬉しく信頼の置ける医者に初めて会えた気がした。(1型糖尿病)
  • 「できないなら、やめたら?」(1型糖尿病)
  • 別の疾患で身体が痛みで思うように動かないのに、「もっと運動療法をしないとダメだ」と怒られたり、検査結果の悪いところだけを毎回指摘されたり、「良いところは当たり前だ」…みたいな言われ方をされたり、スタンダードな治療法をしていないことを責められたり。自分のことを全く理解しようとしてくれないんだ…と落胆しっぱなし。(2型糖尿病)
  • 間食の話をしたかったが、「糖尿病なのに間食しちゃだめでしょ」と鼻で笑われてしまった。(2型糖尿病)

(2013年07月 公開)

このアンケート調査は2013年5月に行われたものです。それぞれのコメントにある、HbA1cの表記をはじめ、治療指針、医療制度、保険制度、法令等は、アンケートを実施した当時の状況のものです。現在のものと異なる部分もありますが、ご了承ください。

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