インスリンポンプとCGM 糖尿病をうまく管理するためのガイド
Francine R.Kaufman 著/雨宮伸・難波光義 監訳
●患者さんと医療従事者に役立つ糖尿病最新治療ガイド!
●インスリンポンプとCGM をうまく使いこなせば,糖尿病合併症の予防とQOL ( 生活の質) の向上を両立できます.インスリンポンプを使うと,食事内容や運動量に応じたインスリンの調節が簡単にでき,「糖尿病の治療に合わせて生活する」のではなく,「生活に合わせて糖尿病を治療する」ことが可能となるからです.またCGMを使うと,血糖値の変動パターンがよくわかるだけでなく,これから血糖値がどう変化していくかを予測できます.
●本書には,年齢に応じた自己管理,学校生活や旅行時の注意点,スキンケアの重要性など,実際の糖尿病治療に役立つヒントがたくさん書かれています.
●原著者のフランシーヌ・カウフマン医師はインスリンポンプおよびCGMを用いた糖尿病最新治療の世界的な第一人者で,患者さんと医療従事者のどちらが読んでも役立つ内容をわかりやすい言葉で解説しています.
●日本と状況が異なる記述に対応し,豊富な注釈・コラムや付録を追加しています.(出版社HPより)
日本の読者の皆さまへ(フランシーヌ・カウフマン 訳/村田 敬)
監訳のことば(雨宮 伸・難波光義)
謝辞(訳/澤木秀明)
はじめに(訳/村田 敬・澤木秀明)
第I部 基本的なことについて
第1章:糖尿病について知っておいてほしいこと(訳/松久宗英)
第2章:インスリンポンプの概要(訳/川嶋 聡)
コラム:日本におけるインスリンポンプの実際(川嶋 聡)
第II部 いちばん大切なところ
第3章:わたしのインスリンポンプはどういう仕組みになっているの?(訳/豊田雅夫)
第4章:ベーサルのすべて(訳/坂根直樹)
第5章:ボーラスのすべて(訳/坂根直樹)
第6章:食事計画を理解する(訳/坂根直樹)
コラム:食事計画に関する日本の情報(坂根直樹)
第7章:運動の効果について,わかっておきましょう(訳/神内謙至)
第8章:注入回路の実際(訳/加藤 研)
第9章:特殊な状況について:シックデイ,入院したとき,インスリンポンプ療法を休止するとき(訳/廣田勇士)
コラム:日本におけるケトン体の在宅測定の現状について(村田 敬)
第10章:旅行とインスリンポンプ(訳/黒田暁生)
第11章:インスリンポンプと学校生活:小学校入学から大学まで(訳/川村智行)
コラム:小児糖尿病に関連する日本の福祉事業など(川村智行)
第III部 インスリンポンプ療法に適応する
第12章:年齢に応じた能力(訳/川村智行)
第13章:インスリンポンプ療法の心構え(訳/黒田暁生・松久宗英)
第IV部 CGM
第14章:CGMの実際(訳/池田富貴)
コラム:日本におけるCGMの医療費について(村田 敬)
第15章:CGMとポンプの使いかた(訳/村田 敬)
第V部 将来への展望
第16章:将来への展望(訳/村田 敬)
付録:日本における小児1型糖尿病を取り巻く問題(川村智行)
索引
訳者あとがき(村田 敬)
●B5・240ページ 2015年発行 医歯薬出版株式会社
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